サイエンスコミュニケーター宣言(355)
▼昨日は、今年はじめての大賀ハス観察池の定例観察日だった。蓮根の植え替えから40週目だった。
観察池に厚い氷がはり、その上に雪が積もっている。こんな光景は一年間52回の観察のうち何回見られるだろう。まったく見られない年もあった。多くあっても2~3回ぐらいではないだろうか。
それだけめずらしい光景ということになる。
▼実はとんでもない話だが、「科学」がほんとうに面白いと思いだしたのはごくごく最近のことなんだ。
今頃になって、やっと心底「科学」することが楽しいことと感じはじめたのだ。
では今まではどうだったのか。
わかったようなふりをしていただけかも知れない。
そう思い込もうとしていただけなのかも知れない。
究極は、自分自身がほんとうに「面白い!!」「楽しい!!」と思えることしか人には伝わらない!!
これまた真実なのであろう。
▼何をもってして「面白い」「楽しい」と思えるか、そこにその人の「私の科学」が出てしまうのである。
「私の科学」を楽しんでいる人の話は面白い!!
「○○であらねばならない」と説く人の話はつまらない!!
なにも響いてこない!!
なにも伝わってこない!!
これは何十年かけて体験的に学んできたこと。
▼ならば真のサイエンスコミュニケーターへの道はひとつ
(1) サイエンスコミュニケーターを楽しむ!!
しかない。
そのために、今一度「ネットの力」「ネットの可能性」にかけてみたいと思っている。
「ネットの力」「ネットの可能性」とは、ヒューマンネットワークの力、可能性ということである。
それが次なる「今年の抱負」
(2) 楽しみの「時空間」を拡げる!!
につながることでもあるのだ。
(つづく)
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