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本日(2015/01/02)、第86回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼今年最初の「一日でいちばんきれいな空」はとびっきりきれいだった。
2015年も「雲見」からはじまった。午後になるとやっぱり雪が降り始めた。その雪は見る見るうちに積もりまわりを雪景色に変えていった。大賀ハス観察池、定点観測ヒガンバナ等々もすっかり雪化粧をした。
▼本日(2015/01/02)は一日だけおいての第86回オンライン「寅の日」である。
オンライン「寅の日」は12日に一回巡って来る。だから年間30回実施ということになる。それに加えて12/31の特番オンライン「寅の日」があるから全部31回ということになる。
今年も予定通り実施できれば大晦日には第117回オンライン「寅の日」ということになる。
今回がその初回である。

◆本日(2015/01/02)第86回オンライン「寅の日」

「新春偶語」(青空文庫より)

▼今年の1.17で、「1995.1.17」からちょうど20年である。
あれから20年!!私たちはどんな歩みをしてきたのだろう?
それに関連して、オンライン「寅の日」の一月のテーマを寅彦が鳴らし続けた警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」にした。
 その初回である今日読むのは「新春偶語」はちょうど80年前の1935年元旦に「都新聞」に寄稿されたものである。80年の時空を超えた寅彦からのメッセージを読んでみよう。
まずは前年の「東北地方凶作」の話からはじまっていた。

 新玉(あらたま)の春は来ても忘れられないのは去年の東北地方凶作の悲惨事である。これに対しては出来るだけの応急救済法を講じなければならないことは勿論であるが、同時にまた将来いつかは必ず何度となく再起するにきまっているこの凶変に備えるような根本的研究とそれに対する施設を、この機会に着手することが更に一層必要であろうと思われる。

今も変わらぬアタリマエの認識があった。
気温や日照を人為的に支配することは現在の科学の力では望むことが出来ない。しかし

問題は「しかし」以降である。それは80年たった今も変わることはない。
▼今の状況をよく知らないシロウトである私が言っても説得力のない話だが、寅彦の言葉の真意は響いてくるような気がするのである。

全く特殊な恒久的国家機関とし、非科学的なあるいは科学に無理解な御役人達の政治の支配下から解放して健全な発達を計るのが国家百年の大計のために甚だ望ましいことではないかという気もする。

昨年中頻発した天災を想うにつけても、改まる年の初めの今日の日に向後(こうご)百年の将来のため災害防禦に関する一学究の痴人の夢のような無理な望みを腹一杯に述べてみるのも無用ではないであろうと思った次第である。もし当りさわりがあったら勝手ながら屠蘇のせいと見遁(みのが)してもらいたい

寅彦はこれを書いた年の大晦日には亡くなっている。
もう翌年の「新春偶語」を書くことはできなかったわけだ。
しかし、鳴らし続けた警鐘「天災は忘れた頃にやってくる」は今も有効である。
今こそ!!なのかも知れない。

今年のオンライン「寅の日」は、これを基軸にして、新たな企画もやってみたいと思っています。
2015年オンライン「寅の日」をよろしくお願いします。<(_ _)>


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