Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(14)
▼2014/12/11(木)15:39「雲見」の樹で「雲見」をした。
雨はやんでいたが、雲は残っていた。西に傾いた陽が射し始めた。
木曜日だから気象庁から、あまり見られないものが発表されていた。゜
「異常天候早期警戒情報」(平均気温)(降雪量)16日~25日の予想である。
なんとまたしても、九州、四国が寒いのか!?
日本海側に雪が予想されるのか。
▼なんでこんな予想が出てきたのだろう?。今、上空の大気はどんな動きをしているのだろう!?
私の「ふしぎ!?」の謎解きはいつも無手勝流だった。
たったひとつだけ強みがあった。それは授業である。
けっしてすぐれた授業実践があるわけではない。「どうすれば…」それを繰り返しての悪戦苦闘の事実である。
しかし、そのなかで生徒たち教えられたことが、今となっては最も有効な「強み」なのである。
授業「天気の変化」のはじまりもいつも「上空のようす」からはじめていた。
「あの青空はどこまで…」「あの雲はどのくらいの高さに…」
▼「私たちは大気の海の底でくらしている」「大気の海はきわめて薄っぺらい(浅い)、しかし天気の変化の
すべてはそこで起こる」それが<はじまり>の結論だった。
やっぱり今回も同じそこからはじめよう。
「高層天気図」ってそもそも何を描いた図なんだ。
我々は大気の海の底から上空をながめているのだ。「雲見」をしているのである。
それぞれの高層天気図に基準の高さが決まっているという。
850hPa-基準の高さ1500m
700hPa-基準の高さ3000m
500hPa-基準の高さ5700m
300hPa-基準の高さ9600m
ナルホド!!
ほんの少しだけ「高層天気図」が見えてきたぞ!!
▼こんなときはさらにスピードダウンだ。さらにゆっくりひとつずつ行こう。
◆850hPa
から行こう。基準の高さが1500mだから、ほんそこの高さだ。
この図にも高気圧、低気圧が書いてあった。
地上天気図の等圧線のような線が一杯描かれているがこれは等圧線ではない。
等高度線だそうな。850hPaの気圧のところの高度の結べばこうなるという。
ナルホドの理屈である。60m間隔であるという。
さらには波線で「等温線」が書いてあった。これはいいぞ!!
あたたかい大気、冷たい大気がどこにあるのかすぐわかる。
さらには…
「アリが引くように…」よく親に聞かされたコトバだ。
まさに、そのように続けよう。
(つづく)
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