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再び、寺田寅彦を訪ねて(2) #traday

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▼再び、寺田寅彦を訪ねての二日目。
目がさめたのは、寅彦の療養地・須崎だ。
さっそく場所に行ってみることにした。前回も訪れていながら、近くまでいくとまた迷ってしまった。
2年3ヶ月前となにかまわりの様子が変化しているように思えた。
こんなときは尋ねてみるにかぎる。たまたま歩いておられたご高齢の女性に聞いてみた。
正解!!だった。やっぱりこんなときはご高齢の方にかぎるのだ。
「ああ、それなら…」ととてもくわしく教えてくださった。
その場所に立っても、なにかが変わっていると感じた。何枚も角度を変えて写真を撮っているとその向かいの家の方が声をかけてくださった。今度は男性だった。
「ずっと、ここに住んでいるけど、これはそんなにめずらしい…?」
思い切って聞いてみた。「前に、ここに伺ったときと何かちがうような?」
そしたら、やっぱりの答えが返ってきた。この地の後ろにあったほん先日取り壊されたということだった。
「過去の津波のときの高さ」「避難場所指示」の標識が一緒に立っているのがいかにもであった。
文字が消えかかった標識には「寺田寅彦先生遊学の地」の文字が。なんかうれしくなった。
寅彦も歩いたであろう海辺の方まで歩いてみた。
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▼昼近くに再び高知にもどった。
再び、寺田寅彦記念館に行ってみた。
ここにあの言葉があった。
牧野富太郎筆によるという文字が印象深い。ここから警鐘は今も発せられていた。
いくつもの貴重な資料置いてあった。
手入れの行きとどいた黄葉・紅葉の庭は美しい!!寅彦ゆかりの庭は晩秋を迎えていた。
寺田寅彦記念館友の会の方に案内・説明してもらった。
一日目に引き続いてお世話になった。
流石である、寅彦のすべてをよく知っておられた。とんでもない質問にも資料をもとにくわしく教えてくださった。
ありがたいかぎりだった。深謝。
「友の会の活動」「寺田寅彦の銅像」のことについてもくわしく教えていただいた。
また今度建設される科学館のついても。
銅像が建てられたときはぜひぜひ伺いたいものだ。
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▼最後に寅彦の墓所についても、くわしく教えていただいた。
前回も行っているが、迷わずに行く自信がなかったものでくわしい地図までいただいて教えてくださったのはうれしかった。地図の通り行ってみると今回は一発でその場所に行けた。
墓所入り口の標識も新しくなっていた。
墓前に立ってオンライン「寅の日」のこれまでを報告し、これからの継続を誓った。
▼帰路はずっと雨だった!!
雨の中、車を走らせながら「再び、寺田寅彦を訪ねて」の二日間をふり返ってみた。
たくさんの成果があったように思う。
最大の成果は「寺田寅彦記念館友の会」の存在がぐっと身近になったことだ。
 もうひとつは、新しいキーワード
「連句的」!!
を教えてもらったことだ。私のなかでまたまた飛躍した「仮説」が生まれてきた。

「連句的」=Twitter的(リンク・シェア・フラット・等身大・リアルタイム・アクティブ)=【理科の部屋】的

しばらく反芻作業がつづきそうだ。

今朝、寅彦コーヒカップを出して、寅彦コーヒーをはじめて飲んだ!!
さて、次はいつ寅彦を訪ねようか ?

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