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クモはどのようにして越冬するのか!? #クモ学

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▼あいかわらず柿の木の一部になりきっている貴奴(ゲホウグモ)が少し位置を変えた。アリガタイ、少しちがった角度から貴奴の姿を見ることができる。背中の凸凹はどう見ても奇妙である。これまで居た場所に白い糸がこびりつくよう着いていた。
 柿の葉はすっかり落ちてしまった。貴奴の「卵のう」が貼り付けてある枯れ葉2枚だけが冷たい風に揺れている。貴奴の丈夫な糸でくくりつけてあるから落ちてこないのだ。
益々寒くなってきた。この後どうするのだろう?
「クモはどのようにして冬を越すのか?」
なかなか興味深いテーマである。しかし、昨年の夏から意識的にクモを見はじめた「クモ学」超初学者の私には難問である。昨年の冬は年末まで辛うじて生き延びたジョロウグモを見ただけだ。「クモは冬になったら死んでしまうもの」という認識だった。
 ほんとうにそうだろうか?
「クモ学」はじめての2度目の冬だ!!
幸いなことに今年は、このゲホウグモがいる。
この一生に一度だけの絶好のチャンスを逃すわけにはいかない。
この謎解きに挑戦してみよう!!
▼とは言っても、私の謎解きはいつも無手勝流だ。
持ち合わせている「私の科学」の方法をあげてみる。
生徒たちと一緒に学んできた【動物の世界】での謎解きの視点2つ
・「個体維持」(食べてウンコをする)
・「種族維持」(仲間をふやす)
だいたいこの2つの視点で見ていくと謎解きの糸口はみつかった。
とりわけ動物の場合は「食べる」が鍵だった。
▼ではそれからはじめてみよう。
このゲホウグモの「これから」にあてはめてみよう。
貴奴は10/21にネットを造って以来観察する限りネットを造っていない。つまりはそれ以来「狩り」をしていないのだから食べてはいないはずだ。
排泄はどうだろう。10/17の夕方、なにかが貴奴の身体から落ちるのを目撃した。
では、貴奴の消化管のなかはどうなっているのだろう?
活動のエネルギーはどのようにして生み出しているのだろう?

久しぶりにクモ散策道をあるいてみた。
久しぶりにナガコガネグモの姿を見た。帰ってから貴奴のライバルのジョロウグモを見た。
貴奴等の冬越しも気がかりではある!!

(つづく)
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コメント

楠田先生、こんにちは。

  鈴木勝浩です。

  先生、写真のゲホウグモは
  産卵を終えたクモなのでしょうか?

投稿: 鈴木勝浩 | 2014/11/11 06:31

鈴木勝浩さん
いつもコメントありがとうこざいます。
ゲホウグモは7月以来ずっと一匹の同じゲホウグモを観察しているつもりです。少なくとも柿の木に産みつけた4つの「卵のう」は貴奴ものだと思います。
産卵の瞬間も目撃しましたので…
南天木の産みつけた3つについてもそうだと思いますが、自信がありません。
どうでしょう?
もう産卵をすませているのなら、死んでしまうでしょうか。

投稿: 楠田 純一 | 2014/11/11 18:31

楠田先生、こんにちは。

鈴木勝浩です。
ジョロウグモの場合、
また、多くのクモの場合、
産卵を終えると、死んでしまうクモがおおいです。
ゲホウグモは、例外の部類ですね。

投稿: 鈴木勝浩 | 2014/11/12 21:34

鈴木勝浩さん
おはようこざいます。
応答ありがとうこざいます。
やっぱりそうでか。そうするとこのゲホウグモもやがて…ですね。
今のうちにしっかり観察しておこうと思います。
「卵のう」の方はどう思われますか。
これが春になってそこから「出のう」という可能性はあるでしょうか?

投稿: 楠田 純一 | 2014/11/13 06:15

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