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クモはどのようにして越冬するのか!?(3) #クモ学

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▼昨日(2014/11/12)ちょっとした異変があった。
ゲホウグモ本体についてではない。その「卵のう」周辺にだ。
現在は柿の木に2つの「卵のう」がぶら下がっている。第3、第4「卵のう」である。ふたつとも柿の葉ごと貴奴の糸でくくりつけているので少々の風で飛んでしまわないようだ。
 ちょうど2つの「卵のう」のまん中あたりにあらたに出現したジョロウグモがネットを造ったのだ。
特に第4の周辺には、昨日まで見られなかった糸が見られる。
これは単なる偶然だろうか???
▼ここでもう一度4ヶ月半にわたる貴奴の観察から、貴奴のライフサイクルをみてみる。
母グモ→「卵のう」出産→「卵のう」から子クモの「出のう」→「団居(まどい)」(「蜘蛛の子を散らす」)→子クモたちのバルーニング→…→大人のクモ(母グモ、父グモ)
そうクモは「卵のう」から出てきたときからクモのかたち(八本足の)をした子グモなんである。
クモは「昆虫」ではない!! 
だから「変態」をしない。ライフステージごとに姿・かたちを変えることはないのだ。
▼では、どのライフステージで冬をむかえることがいちばん理にかなっているだろう?
ふつうに考えれば、「卵のう」のなかで冬をむかえるが、エネルギーの消耗も少なくてすみそうだ。
でも、それは観察事実とちがっていた。
夏の「出のう」も、秋の「出のう」もこの眼で確かに見た!!
「卵のう」の産みつけ時期によってちがうとでもいうのだろうか。
事実はもっともっとフレキシブルなものなんだろうか???
 しかし、この第3、第4「卵のう」のなかに確かに受精卵があるかどうかということすら確かめられてはいないのだ。気長に観察を続けるのみである。
▼今朝は、ひときわ寒くなってきた。
思えば貴奴等は元々熱帯に住んでいたのだろう。
それが亜熱帯地域に、そし温帯地域にへと進出してきたのだろう。
ならば、きっと貴奴等のことだそれなりの防寒対策の術を身につけてきているはずだ。
4億年にわたる進化の過程で身につけた「生命をツナグ術」とは???
新参者のポンコツ頭ではなかなかイメージできないものなのかも知れない。

今朝も柿の木の一部になりきった貴奴はへいきな(?)顔をして定位置にいた。

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コメント

蜘蛛とは違うのですが、最近空き地でGETした蟷螂の卵から2週間ぐらいで子どもが生まれました。
通常春まで生まれないのかと思っていましたが、
家の中においていたせいでしょうか、すぐに生まれました。

投稿: 津団 | 2014/11/14 00:24

津団さん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
そうですか!!やっぱり生きものき気温には敏感ですよね。生きものの営みもすべてとどのつまり「化学変化」だとしたら、温度の影響を受けるのは当然とも言えるわけですが、やっぱり「ふしぎ!?」ですよね!!

投稿: 楠田 純一 | 2014/11/14 06:36

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