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今年もキツネノカミソリは発芽か!? #higanbana

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▼今年キツネノカミソリの定点観察地にそれを見に行ったの遅かった。
2014/08/29だった。もうすでに花はなく「自然結実」しかけた花茎のみが立っていた。
そのうちの何本かの花茎を採取し、ペットボトルで水栽培をした。10月のはじめにはそれらは完熟した。
その種子を昨年と同じように水で湿らせたティシュペーパーとともにチャック付きナイロン袋に入れた。
それから50日ばかりたった昨日、その袋を開けて種子の今を確認してみた。
種子のひとつから白い芽が伸びていた!!
▼実は昨年度も同様にして実生に挑戦していた。
けっこういいところまで育てていながら、途中で「失敗」していた。
そのとき思った。
「これはとんでもない勘違いをしているのでは…」と。
ならば、今年はちがうかたちで「実生」に挑戦してみよと思った。
ところが昨年度はほぼ100%の確率で「発芽」したものが、今年は部屋の外にナイロン袋を置いているせいだろうか。昨日確認したたったひとつが芽が伸びているだけだった。
▼ひょっとしたら、もっと根っこのところから考え直さなければいけないのかも知れない。
温かいところがいいと言うのなら、この処理自体を寒い冬を越させ春から行うべきなのかも知れない。
「種子」
「発芽」
「温度」
「季節」
まだまだ私には知らないことが多すぎるのだった。
▼本命は実はこのキツネノカミソリではなかった。
ヒガンバナである。「自然結実」した種子を昨年度はたくさん手に入れた。
それらをキツネノカミソリの成功(その段階ではうまくやったと思っていた)に気をよくしていたものだから
まったく同様の処理をしていた。
「ナイロン袋-ティシュペーパー方式」だ。
いまだにそれらに何の変化もみられない!!
ヒガンバナ実生成功例にもっともっと学ぶ必要がありそうだ。
ゆっくり 急ごう!!


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