進化した『回路カード』は面白い!!
▼大賀ハス観察池の葉に緑を残したものはすっかりなくなった。
葉は外にはみ出して、風でどこかに飛んでいってしまうか、池の水に浸かり朽ちてゆくのみだった。
52週目まであまり変化はないだろう。
゛ても私は定例観察を続ける!!昨日は蓮根の植え替えから30週目であった。
▼午後はファラデーラボに出かけた。
あの『回路カード』の講習会があったからだ。
着いたときに、すでに遠方よりお客さんもみえてはじまっていた。
不器用な私は少しはやめに『回路カード』づくりからはじめさせてもらった。
▼まず驚いたのは、以前に教えていたものからずいぶん進化したことだ。
(1) きれいになった!!
(2) 可能な実験のバリエーションがふえた!!
特に今回、すごいと思ったのは「エルステッドの実験」「ローレンツ力の実験」だ。
これで、電流回路→電気の仕事→電流と磁界と、中学校「電気の学習」すべての実験を網羅することになる。
これはすごい!!
このことは『回路カード』の可能性を大きくふくらませることになるだろう。
▼『回路カード』の面白いところは、これまで一斉学習で理科室での実験ではなかなかカーバーできなかった点を補ってくれる可能性があるところだ。
個々の生徒のスピードに合わせて「電気」の実験を楽しむことができるところだ。
ゆっくりと「右ねじの法則」「フレミング左手の法則」を理解しながら、自分の手元でそれを実験によって確かめることができるのだ。
もうひとつこれは面白いと思ったことがある。
(3) 電気だけにかきらず「科学」の世界への案内カードになっている!!
カードの表にさりげなく次の言葉が印刷されていた。
「実験することは 何かに気づくことでありたい」と。
裏面の印刷もいい!!
「観察・実験は安全第一」が大きく!!
「科学的な方法」のプロセスがくわしく!!
制作者の思いがより伝わってくるカードに進化していた。
進化した『回路カード』は面白い!!
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