台風と「雲見」とゲホウグモ!! #クモ学
▼昨日は秋祭り宵宮であった。今日が本宮である。
大賀ハス蓮根の植え替えから28週目の定例観察日でもあった。今年度最高に種子を回収することができた第3大賀ハスの果托が観察池からはみ出して倒れていた。
それをながめているとこいつの「あこがれの4日間」を思い出すのである。
▼年がら年中定例的に意識して観察をづけているものがいくつかあった。
大賀ハス、ヒガンバナ、今新たに加えようとしているクモたち等である。
そして忘れてならないのが「雲見」だ。
「大気の物理実験室」にくらしていてこの観察をはずしたら、人生の大損失だ!!
台風が近づいてきている。
誰かが教えてくれた「台風のときは雲の展覧会だ。」と。
もちろん防災、減災の意味からもこの「雲見」をやりたいものだ。
▼「雲見」とあわせてぜひ見ておきたいものがある。
それは気象庁から出ている台風情報だ!!
TV・新聞やネットの天気予報の情報もわかりやすくていい。
もろちん私もそれを大いに利用させてもらっている。しかし、その情報の元情報の発信地はここにあるのだ。
せっかく自分でもこの元情報に常時ツナゲルのだから、これも利用させてもらわない手はないだろう。
ここの情報を自分なりにカスタマイズして利用するのがおすすめである。
たとえば
・「雲見」とリアルタイムの「レーダー・ナウキャスト」「高解像度降水ナウキャスト 」を重ねてみる。
・「雲見」とリアルタイムの「衛星画像」を重ねてみる。
そうすることによって「雲見」はにわかにリアリティをもってくるのである。
見えない大気の動きが可視化されてくるのである!!
▼台風の接近ですごく気になることがある。
それは貴奴(ゲホウグモ)のことだ。一昨日みごとな「隠れ身の術」を披露してくれたその場所にはすでに居なかった。一日かけてさがしてやっと夕方その場所をみつけた。もっとすごい場所に居た。
4つの「卵のう」が心配である。第4「卵のう」をつけている葉などすでに枝から離れ「卵のう」を包む糸だけでぶらさがっているだけだ。はたして暴風雨に耐えられるだろうか。
驚異のゲホウグモだから、ひょっとしたらすでに台風対策をたてているのかも知れない。
「雲見」とあわせて観察させてもらおうと思う。
| 固定リンク
コメント