本日(2014/10/22)、第79回オンライン「寅の日」!! #traday
▼これらを見て、ここから黒く輝く種子が出てくる「自然結実」を予想することはそれほど荒唐無稽な妄想とは思われなかった。ましては、昨年度次から次と「自然結実」を目撃し、実際に「種子」を採集した身としては当然の期待だった。
こんな状態に子房部がふくらんできたものを少なくとも7個以上同じ場所でみつけた。
なんとそれは、かつてヒガンバナ散策として毎日歩いていた道端である。
やっぱりそうだった。
最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!
だった。それにしてもなぜそれに今まで気づかなかったのだろう。
ここならその気になれば毎日観察できる。
▼本日(2014/10/22)は、第79回オンライン「寅の日」だった。
10月のテーマは、
「自然」を表現する!!
その方法のひとつとしての「俳句」に注目していた。
◆第79回オンライン「寅の日」
▼正直に語るところからはじめよう。
「なんで、こんな難解な文章をテキストを選んだだろう?」
昨日から、少しずつ読んでいて思う正直な感想だった。
常識程度の知識も私にはなかった。「俳句」と「俳諧」のちがいすら明確には知らなかった。
浅学無知を省みないで意志だけがあった。
「俳句」という名の「科学の方法」について少しでも知りたい!!
それだけだ。
そんな私にも響いてくる文をみつけた。
「風雅の誠をせめよ」というは、私(わたくし)を去った止水明鏡の心をもって物の実相本情に観入し、松のことは松に、竹のことは竹に聞いて、いわゆる格物致知の認識の大道から自然に誠意正心の門に入ることをすすめたものとも見られるのである。この点で風雅の精神は一面においてはまた自然科学の精神にも通うところがあると言わなければならない。
▼かろうじてでも「ナルホド!!」と思えるところをさがす。
前回のつづきということもあって「季語」「季題」のことにふれたところが響いてきた。
季題の中でも天文や時候に関するものはとにかく、地理や人事、動物、植物に関するものは、時を決定すると同時にまた空間を暗示的に決定する役目をつとめる。少なくもそれを決定すべき潜在能をもっている。それで俳句の作者はこれら季題の一つを提供するだけで、共同作者たる読者の連想の網目の一つの結び目を捕えることになる。しかしこの結び目に連絡する糸の数は無限にたくさんある。そのうちで特にある一つの糸を力強く振動させるためには、もう一つの結び目をつかまえて来て、二つの結び目の間に張られた弦線を弾じなければならない。すなわち「不易」なる網目の一断面を摘出してそこに「流行」の相を示さなけれ ばならない。これを弾ずる原動力は句の「はたらき」であり「勢い」でなければならない。
それにしても、今の私には難解であった。
いくつかのキーワードが出てきた。
・俳諧連句
・風雅
・モンタージュ技法
・不易流行
・本情
等々。どうも道は遠そうだ。
「ゆっくり歩む者は遠くへ行く」のことばをはげみに ゆっくり ゆっくり 歩み続けてみよう。
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