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今年もヒガンバナの「自然結実」を見ることができるか? #higanbana

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▼9月も今日で終わりだ。
あんなに真っ赤に燃え立つように咲いていたヒガンバナが萎れ始めた。
萎れ始めると一挙にだった。それはまるで燃えさかっていた火が消えるようだった。
 さあ、いよいよここからがヒガンバナ「ふしぎ!?」観察の本番である。
「ふしぎ!?」観察はふたつある。
ひとつは「葉の季節」へシフトしていくのを観察すること。
もうひとつはほんとうに「種子」をつくらないかの観察である。
▼日本のヒガンバナが「種子」をつくらない不思議を最初に指摘したのはあの牧野富太郎だそうだ。(ヒガンバナの民俗・文化誌Ⅱ「花は咲けども」栗田子郎 参照
でも多くの人が、この「ふしぎ!?」に挑戦していた。
この時期の花茎を刈り取って水栽培を試みたりしていた。
実際にフィールドに出て多くのヒガンバナを観察することよって「自然結実」するヒガンバナをみつけた例もあるようだ。(上記ページ参照)
▼実は私も長年その「ふしぎ!?」を追っていた。これまでも偶然それをみつけることもあった。
なかでも昨年度の偶然は桁違いだった。
2013/11/13だった。それまでも機会あるごとに「葉の季節」に入ったヒガンバナを観察し続けていた。
たまたま別件でその近くを通りかかった。畦いっぱいに広がった葉のなかにまだ立つ花茎をみつけたのだ。
それも何本も。もっと驚いたのは花茎の先に黒く輝く球をみつけたのだ。
このときの発見を機に私は次々と「自然結実」をみつけていったのだ。
 先日の日曜日(2014/09/28)その場所へ今年二度目の観察に行って見た。
稲刈りはまだだった。少し驚いたことがある。それはそこのヒガンバナが異様に「白っぽい」ということだ。
確かにどのヒガンバナも最後に萎れるときは白っぽく縮れたようになる。しかし、ここのヒガンバナはそれとは違う感じを受けたのだ。
▼ここのヒガンバナにはなにか異変が起きているのだろうか。
遺伝子にまで変異をきたしているのだろうか?
シロウトの私にはこれ以上のことはわかない。
この後の継続観察で、やっぱり「自然結実」するのかを確かめるのみである。

昨年の観察から、私は少し確信をもってひとつの仮説を立てていた。

ビガンバナの「自然結実」は想像以上の頻度で起こっている!!

この仮説を私は事実でもって立証したい。
ネットを駆使して多くの人の眼で観察すれば…、というのが私の夢である。
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【Web更新9/28】14-39 【ヒガンバナ情報2014】 #higanbana 等 更新!!

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初香りの つぶやき届き 金木犀 14/09/27 (土)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】14-39
週末定例更新のお知らせ
 2014年度前期最後のWeb更新である。blog更新/日、Web更新/週のペースはずっと継続してきたことだ。
blog更新をWeb更新に単純につなげるだけの作業である。この作業を続けるだけでもけっこう意味あるものになってきた。一日一日蓄積してきたものが、自分にとって最も意味あるデーターベースになりつつあるのはうれしい。
今いちど、蓄積方法に一工夫したいものだと思っている。

◆表紙画像集2014 更新 人里の自然シリーズ 金木犀
 9/26(金)の早朝。玄関を戸をあけると「あの香り」に気づいた。
ヒガンバナの開花情報が少し落ち着いてきたころに、毎年この香りに気づいてきた。
少し例年よりも少し早い気がした。
 今年、面白いなと思ったのはこの香りの初嗅ぎのTwitterでの「つぶやき」が全国から一斉にはじまったことだ。
TwitterだけでなくFacebookでも同様だった。
 アタリマエと言えばアタリマエだが、なんとも不思議な気がした。
全国各地の金木犀、銀木犀が一斉に…  ???

◆【ヒガンバナ情報2014】 更新!!
 ほんとうにやりたいヒガンバナ観察は今からだった。
まずは「葉の季節」へシフトするのをしっかり見ておきたい。
そして…。

◆オンライン「寅の日」更新!!
 第一回オフライン「寅の日」の提案をしている。まだその企画のなかみについて充分な検討をしていない。
少しずつ少しずつ考えていきたい。そのこと自体を楽しみながら…。

ゆっくり ゆっくり 急ごう!! 

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本日(2014/09/28)、第77回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼大賀ハスは蓮根の植え替えから26週目の定例観察日だった。考えてみると一年間は52週ある。だから26週目というのは、ちょうど本年度大賀ハス観察の折り返し点ということになる。
思ってもみなかった「青虫」の襲撃にあって葉の何枚かは悲惨な状態になってしまった。それでなくても枯れがすすんでいるというのに。
 一方、ヒガンバナ定点観測地の赤白ともに花盛りだった。ところが散策コースのヒガンバナには、早くも「葉」が顔を出していた。
▼本日(2014/09/28)は、第77回オンライン「寅の日」である。
早いものでこのオンライン「寅の日」も、スタートして2年半が経った。今月のテーマは

「最大の「ふしぎ!?」は、最も身近にある!!」

である。今回は身近な「ふしぎ!?」をツナグ「方則について」である。
いつもに比べると比較的寅彦が若いとき(38歳)の作品である。若き最前線を行く科学者・寅彦が「自然の法則」をどのようにとらえていたか。たいへん興味深いところである。

◆第77回オンライン「寅の日」

『方則について』(青空文庫より)

▼若いときの文章も出だしからグイグイと惹きつけていった。

科学の方則は物質界における複雑な事象の中に認められる普遍的な連絡を簡単な言葉で総括したものである。事実の言い表わしであって権利も義務も訓戒も含まれていない。

方則が可能であるためには宇宙の均等という事が必要である。時と空間に対して不変な事実が認め得られる事が必要である。かくのごとき事実が吾人(ごじん)に認め得られるというのは不思議な事ではあるまいか。

やっぱり「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」からはじまっていた。
そして「一本のペンを床上に落とす」ところから話が展開していく。

 それならばペンの目方を指定しその落下の状況を予知するには、単に緯度や高さや温度や気圧を知るのみならず全宇宙の現状を知悉(ちしつ)する事が必要であろうか。力学物理学の教科書を繙(ひもと)いてみると極めて簡単な言葉で重力の方則や落体運動の方則が述べてある。吾人はこれらの方則に信頼して目方を比較し時計を使用して別に著しい不都合を感じない。これは不思議ではあるまいか。もしこれが何でもない事で分り切った事であったならば、世俗の人が科学を誤解し学者を唐変木視(とうへんぼくし)する気遣いは更にないはずである。

さらには「履歴の影響」にまで話が及んでいく。
▼いつも確認することであるが、人は他人の文章を自分の「文脈」に引きつけて読むものだ。
それは意識するしないにかかわらずである。
それしかできないのである。
私も同様であった。私は「私の文脈」に引き寄せて寅彦の「文脈」を読み解こうとしていた。
今回もそうだった。
 私の「文脈」のなかでは、後半から最後にかけて私には示唆的な文章が多くあった。
たとえば

しかし懐疑と想像とは科学の進歩に必要な衝動刺戟である。疑い且(か)つ想像をめぐらす前に、先ず現在の知識の限界を窮(きわ)めなければならぬ事は勿論である。現在科学の極限を見極めずして徒(いたず)らに奇説を弄(ろう)するは白昼提灯(ちょうちん)を照らして街頭に叱呼する盲者の亜類である。方則を疑う前には先ずこれを熟知し適用の限界を窮めなければならぬ。その上で疑う事は止むを得ない。疑って活路を求めるには想像の翼を鼓するの外はないのであろう。
中学校で物理学を教える場合に、方則の成立や意義や弱点を暗示するのは却って迷いを生じ誤解を起すという説もある。自分は教育家でないが、ただ自分一己の経験から推して考えれば、既に初学の時代にこの種の暗示を与える方が却って理解と興味を助長し研究的批評的の精神を鼓吹(こすい)するのではないかと思う。
自分は科学というものの方法や価値や限界などを多少でも暗示する事が却って百千の事実方則を暗記させるより有益だと信じたい。そうすれば今日ほど世人が科学の真面目(しんめんぼく)を誤解するような虞(おそれ)が少なくなり、また一方では科学的の研究心をもった人物を養成するに効果がありはしないかと考えるのである。

等である。
 繰り返すが、これはあくまで「私の文脈」に勝手に引き寄せての読み解きでしかない。
ほんとうに面白いと思うのは、同じ文章でも「文脈」の異なる人が読めばどう読めるかだ。
そのためのオンライン「寅の日」であるとも思っている。
ぜひ…

11/15(土)の第一回オフライン「寅の日」も提案中!!である。
応答を楽しみにしています。

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あのゲホウグモが第三の「卵のう」を!!

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▼満開に近いシロバナヒガンバナがきれいだった。
その真上3mばかりのところ、つまり柿の木のてっぺんにそれをみつけた!!
ゲホウグモの「卵のう」だ!!
もう貴奴の「卵のう」であることに確信があった。
なにしろ貴奴が産卵するところを目撃したのだから。
そしてなによりあの表面の「黄色の糸」が何よりの証拠だった。
▼それは第二の「卵のう」からわずか30㎝ばかり離れた位置だった。
実は少し心配していた。ここ二晩ばかり貴奴がネットを張ることがなかったのだ。
いくらなんでも彼岸か過ぎようとしている。
朝晩の気温も低下してきた。それになにより貴奴がネットを張っていたところは、次々とジョロウグモが大きなネットを張りだし、陣地はどんどん奪われているように見えたからだ。
恐るべしゲホウグモ!!
その「心配」ははずれていた。
第二「卵のう」を産卵するときもそうだったように、「産休」をとっていただけだったのだ。
 私が、今年はじめて南天の木にゲホウグモの「卵のう」をみつけたのは6/16だった。
そのときの「卵のう」の表面を覆っていたのは「赤い糸」だった。
もうあれから、3ヶ月以上100日の日が過ぎていた。
もう長い長いつきあいになっていた。
▼しかし、心配が払拭したわけではなかった。
第三の「卵のう」をみつけたが、本体のゲホウグモの姿が近くに見当たらなかった。
夕方の定刻になっても貴奴の姿は見られなかった。
ところが、日がかわりかけようとする遅い時間(23:35)になって姿を現した。
そして、例のみごとなネットを張って定位置「こしき」にかまえたときは日がかわっていた。(00:24)
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そして今朝、定刻にはいつものように「店じまい」をしていた。
もう一度言おう!!
恐るべしゲホウグモ!!
私の「ゲホウグモ物語」はまだまだ終わりそうになかった。

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校庭のヒガンバナこそ… #higanbana

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▼やっぱりあった!!咲いていた!!
今までのどこの勤務校でも、校庭にヒガンバナの一株はあった。
だからきっとここにもあるはずと捜していた。
やっぱりここにもあった。
盛りを少しすぎかけたヒガンバナが何株が咲いていた。
▼私は以前から「校庭のヒガンバナ」少しこだわりを持っていた。

校庭のヒガンバナこそすぐれた「教材」の典型である!!

というのが持論であった。
 あのすぐれた教材の法則=「3K(感動・簡単・きれい)1A(安全)の法則」「3H(ホット・本質的・ホンモノ)の法則」のいずれもを満足しているように思われた。
▼とりわけ2つの点で気に入っていた。
ひとつは

●校庭にあることによって年間を通しての観察が簡単にできる!!

ヒガンバナは、今の「花の季節」をすぎるとすぐ「葉の季節」に入る。
他の草花が枯れた季節には葉をいっぱいにひろげ光を独り占めである。
それは来年の春まで続く。
 それを話として知ることも大事だが自分の目で確かめることはもっともっと感動である。
「花の季節」の今、その場所を知っておけば、いつでもその場所に行って確かめ観察することができるのである。
▼もうひとつも、ヒガンバナの特徴と深く関係していた。
あんなみごと花を咲かせるヒガンバナだが、日本のヒガンバナは種子をつくらないのである。
だから、どこからかビカンバナの種子が飛んできて校庭に育っているということはないのである。
種子で殖えないならどうして殖えていったのだろう。
それは「分球」によってである。球根(鱗茎)が分かれることによって殖えたのである。
だとしたら、校庭のヒガンバナはどうしてそこにあるのだろう。
・誰かが意図的に球根を校庭に持ち込んだ。
・校庭を整備したときにたまたま土砂のなかに球根が紛れ込んでいた。
・洪水が起きたとき流れ込んだ土砂のなかに球根があった。
・なにか他の動物が運んできた。
等々いろいろ想像できる。それは楽しいことだ。
つまり

●校庭というフィールドを限定することによって、そのヒガンバナのルーツをたどることができるのだ!!校庭のヒガンバナには個々の「彼岸花物語」あるのだ!!

その個々の「彼岸花物語」から思わぬ発見があるかも知れない。

だからやっぱり「校庭のヒガンバナ」は面白いのだ!!
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ヒガンバナと今年の「天気」!! #higanbana

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▼台風16号は温帯低気圧に変わった。
しかし、雨は心配だった。むしろその方が心配なのかも知れない。
その雨のなかでも、定点観測地のヒガンバナは次々と開花していった。
むしろ、雨は歓迎しているかに見えた。
 毎年の「ふしぎ!?」、何が開花時期を決定しているのか。
▼その年の天気が大きく関係しているだろうことはアタリマエのこととしてわかる。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはうまく言ったものだ。
遅いか早いかいずれにしても「秋の彼岸」前後に開花するのだから、気温(地温)が大きく関係していることは明らかだ。
 熊本で長年ヒガンバナの観察をしてきた人たちがいる。
昔から大いに参考させてもらってきた。今年も開花情報のページをつくられていた。
「気温」と「開花時期」の長年のデータもある。

◆熊本のヒガンバナ開花情報(2014)

これを見せてもらうかぎり、今年が異様に「早い」と言うことがわかる。
▼では、「気温の低下」だけが問題なのかというと、必ずしもそうでもないようだ。
同じ気温でも夏場の気温との関係を調べた研究もあった。

◆「夏期の気温上昇がヒガンバナの開花に及ぼす影響」

▼では「開花期」を決定しているのは要因は「気温」だけだろうか。
これまたアタリマエのことであるが、植物だから大きく「水」が関係していると思っていた。
これは長年の「初見」の場所の観察からも言えると思っていた。
つまり雨だ!!
今年は「たっぶりの雨」「早い気温低下」という天気の変化が早い開花期をもたらしたのだろう。
しかし、それはあくまで一般的な話であり、全国からは「遅い」報告もある。
いずれにしてもあの真っ赤に燃える松明の行列は、秋の風物詩というだけでなく、その年の「天気の変化」を示す
「ものさし」でもあるのだろう。
 

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2014/11/15(土)第一回オフライン「寅の日」!! #traday

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▼昨日帰宅したときはもう暗くなっていた。
定点観測地のヒガンバナはどこまで咲いただろう?
それが気になって、暗闇のなかでヒガンバナにカメラを向けてみた。
昼間見るヒガバナとまた違った美しさを持っていた。
となりのシロバナヒガンバナの方にもカメラを向けた。今年は例年とくらべて順番が逆になってしまったがやっぱり開花していた。
 あらかじめきめられていたように赤白がそろった。
▼日本ヒガンバナ7周年記念日でありTwitter開始5周年記念日である昨日、またあらたな企画をきめた。
ずっとやってみたかったオフライン「寅の日」である。

◆第一回オフライン「寅の日」(第81回オンライン「寅の日」)

●日時: 2014年11月15日(土) 14:00~17:00

●場所:Robust(ロバスト)
     (JR姫路駅南口から徒歩30秒 じばさんびる2F)

●内容 ・寺田寅彦『科学者とあたま』(青空文庫より)を一緒に読む。
      ・「私の科学」を語り合う。

▼科学者・寺田寅彦は、1928年(昭和3年)の春頃から友人の高嶺俊夫とともに面白いことをやっている。
毎週一度のペースで「昼食会」をやり、科学、学問、それ以外のことも気楽に語り合ったそうだ。それが二人の科学者にとってたいそう楽しい会だったようだ。
高嶺はこの日を「寅の日」、一方の寅彦は「高嶺デー」と呼んでいたそうだ。
これをヒントにこの「空気」を現代に再現できないか。ということで始めたのがオンライン「寅の日」だった。
2012年4月からはじめて現在第76回まで来ている。
12日に一度巡ってくるオンライン「寅の日」は楽しみであり、その日をきっかけに多くのことを学んできた。
これは可能な限りつづけていくつもりだ。
 一方、実際に顔を会わしてオフライン「寅の日」は当初からの念願であった。
ほんとの意味での「空気」の再現である。
▼こんなひとりの思いつき企画が成功するかどうかは、まったくわからない。
まさに実験的試みである。
まずはひとりでも第一回は実施する予定である。
内容についても寅彦を読むにこだわらず、「私の科学」を語り合う場になればと思っている。
場所も遠方からでも参加しやすいように「姫路駅南口から徒歩30秒」というところにした。
旅のついでに気軽にぶらりと立ち寄っていただくのも大歓迎である。
ぜひ…。 <(_ _)>

 

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本日(2014/09/23)、日本ヒガンバナ学会は満7歳に!! #higanbana

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▼ついにお彼岸の中日だ!!
地球はかくも正確に計算通り動く、みごとなもんだ。
我らがヒガンバナも負けてはいなかった。定点観測地Aのヒガンバナは彼岸に入って遅れを取り戻すかのごとく急ピッチに花茎を伸ばしてきた。
 そして、この彼岸の中日に開花までこぎつけてきた!!おみごと!!でもどうして???
 やっぱり「ふしぎ!?」だ!!
▼本日(2014/09/23)は、そんな「ふしぎ!?」を追いかける私たちには特別の記念日だった。
「日本ヒガンバナ学会」の誕生日だ。
2007/09/23 次のような趣旨をもって設立された。

「ヒガンバナに興味・関心がある。」という一点だけで共通項をもつみんなで創るコミュニティです。 ◆時空を超えて学び合う会(=学会)をみんなで創ろう。  未来派「学会」に。 「学び合う」楽しさ・喜びをみんなで。  ◆あなたがノックするところがドア(入口)です。  自分の興味あるところから入ってきてください。  なければ自分で作ってください。
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それから7年が経過した。ネット環境も大きく変化し、このmixiだけにとどまらずいろんなかたちをとりながら展開されてきている。しかし、設立の趣旨はこれからも変わることはないだろう。
ここに「原点」が存在する!!
▼3年ほど前に、これまでの取り組みを拙文でまとめた記録がある。

◆『人の暮らしに密着するヒガンバナ』
(会報「自然保護」2011年3・4月号/発行:日本自然保護協会)

である。これはまだまだ途中段階であった。
それ以後もヒガンバナの「ふしぎ!?」の謎解きは続いた。
▼本日は私にとって、それと深く関係するもうひとつの記念日だった。
5年前の今日(2009/09/23)、私はTwitterをはじめた。
Twitter開始5周年記念日!!
なんだ。
「#higanbana」は多くのヒガンバナ情報を結びつけてくれた。そして、多くの人に出会わせてくれた。

私にとっては、「日本ヒガンバナ学会」もTwitterもヒューマンネットワーク構築のためのツールなのかも知れない。
 さあ、今日もいっぱいヒガンバナを見よう!!そして「#higanbana」つけて発信しよう!!
 
 
 

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【Web更新9/21】14-38 【ヒガンバナ情報2014】 #higanbana 等 更新!!

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いにしえの 里名も多し 彼岸花 14/09/20 (土)撮影@神河


■楠田 純一の【理科の部屋】14-38
週末定例更新のお知らせ
 ヒガンバナ三昧の一週間であった。またこの一週間もそうなるだろう。
たかがヒガンバナ されど ヒガンバナ
ヒガンバナひとつから見えてくる世界は広くて深い!!

◆表紙画像集2014 更新 人里の自然シリーズ ヒガンバナ
 ヒガンバナ観察オフin播磨でヒガンバナ三昧をとことん楽しんだ。今年の開花期は早いと予想していた。
事実そのとおりのところもあった。しかし、同じ場所でもまだまだこれからの蕾もたくさん見た。
農耕と深く関わりある植物であることもよくわかった。
また人里の植物のなかでは最も多くの里名を持つという。
その多くの里名ひとつひとつが、その数だけ人々の「くらし」を物語っているのだろう。
私にとっては、これは「テクサレ」だった!! 

◆【ヒガンバナ情報2014】更新!!
 ともかくできるだけたくさんのヒガンバナを見たいと思った。それは自分で動いて見ることもそうだが、ネットを介して、人に見せてもらうことも含めてだ。
 できるだけたくさんのデータがあれば、そのぶんヒガンバナの「ふしぎ!?」の謎解きは進むだろう。
 今週もいっぱいたくさんのヒガンバナを見ていきたい。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 10月の計画もすでに発表した。念願のオフライン「寅の日」も日程だけは決めた。
●2014年11月15日(土) 第81回オンライン「寅の日」の日だ。
場所、内容について近々決めたい。

さあ、新しい一週間だ。
ゆっくり 急ごう!!

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ヒガンバナ観察オフin播磨!! #higanbana

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▼ここ数年恒例としてきたhojinさんとのヒガンバナ観察オフにでかけた。ここ数年この時期に播磨の地をめぐり観察スポットが決めてきた。
 ヒガンバナに関する情報交換もさることながら、いろんなことについて近況を語り合うのが楽しい!!
特に私にはカメラのことについて色々と指南をしてもらうありがたい機会でもある。
▼今回の出発点は笠形温泉「せせらぎの湯」とした。
そこから北播磨・中播磨を中心に巡った。
定番スポット
●多可町中区間子 三色ヒガンバナ
●神河町猪篠 棚田とヒガンバナ
のヒガンバナだけでなく、播磨一帯のヒガンバナは見頃をむかえていた。
新たな観察スポットもいくつか発見した。

ともかく今、播磨の地はまるごとヒガンバナ開花観察スポットだ!!

▼面白いと思ったのは、ここの赤い松明の行列はすごい!!と思っていたところもここ数年で草むらになっていたり、今までは気づかなかった地点が絶景スポットになっていたりした。
何年もの継続観察が必要だと思った。
今回も確認したのはヒガンバナが農耕と深く関わった植物であることだ。
畦の草刈りをこまめにやられいる畦ではびっしりと赤い松明が燃えていた。
もうひとつある。
シロバナヒガンバナを眼にすることが多くなってきていることだ。
家の庭にシロバナヒガンバナを植えおられる場合を含めて…。
▼開花期のヒガンバナを満喫して、最後は湯に入ってこの観察オフを終えた。
そして、次なる観察オフを約束してわかれた。
次なるヒガンバナ観察オフのめあては「結実」したヒガンバナの発見だ!!
今回巡った地と同じ場所とすでに「結実」を昨年確認している場所を巡る。
時期は11月はじめを予定している。

帰宅して、昨日が大賀ハス蓮根植え替えから25週目の定例観察日であることを思いだした。
葉の枯れは徐々に進行していた。
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2014年10月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼今日は彼岸の入りである。
遅れてきた定点観測地Aのヒガンバナは彼岸の中日には開花を間に合わそうとしているのだろうか。急ピッチで花茎をのばしてきている。
 なんともいじらしいほどに律儀であることか。
ヒガンバナにかぎらず、

「自然」は過去の習慣に忠実である。

と言ったのは寅彦(『津浪と人間』)だった。
▼寅彦はきわめてすぐれた「自然」の観察者であった。そればかりでなく観察したことを巧みな言葉で表現していた。たぐいまれなる表現者でもあった。
2014年10月オンライン「寅の日」は、その「自然を表現する」をテーマとして寅彦の随筆を読みと解いていきたい。10月は2回ある。

■2014年10月オンライン「寅の日」
◆第78回オンライン「寅の日」…10/10(金)
◆第79回オンライン「寅の日」…10/22(水)

▼寅彦は『歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である』という有名な言葉を残している。
夏目漱石の影響もあり自然を表現する「俳句」に興味をもち自分でも詠み、俳句について多く語っていた。
それから学ぼうと思う。
 作品はすでに一度は読んだものばかりだが、門外漢の私にはまだ「こんなのもあるんだ」周辺をうろついたにすぎなかったので再度挑戦である。
 まずは「季語」についての『天文と俳句』を、そしてちょっと手強い『俳諧の本質的概論』を読むことにする。

■2014年10月オンライン「寅の日」strong>

◆第78回オンライン「寅の日」…10/10(金) 『天文と俳句』(青空文庫より)

◆第79回オンライン「寅の日」…10/22(水) 『俳諧の本質的概論』(青空文庫より)
▼私は、人に語るのも恥ずかしいが、毎週一句だけ「俳句もどき」をつくっている。それはWebページを更新するときに、表紙に一週間でいちばん気に入った画像とそれに関する一句を添えているのである。
 いつまでたっても「もどき」の域を脱することができない。
我流もいいところで、ちゃんと勉強したわけではないので当然と言えば当然かも知れない。
 しかし、私は「俳句」という「自然を表現する」方法、この「科学の方法」がとっても気に入っている。
素人が故のとんでもない夢もある。
俳句結社「寅の日」!!の夢だ。
俳句結社「寅の日」で吟行に出かけるというのが最大の夢だ!!

ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

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Webで『ヒガンバナの博物誌』を読もう!! #higanbana

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▼定点観測地Cのヒガンバナが満開である。なかには満開通り過ぎて少し白みかけたものもある。
そこへアゲハ蝶がとまっていた。
真っ赤に燃えるヒガンバナは人のみならず、蝶をも惹きつけるようだ。
蝶は何に惹きつけられたのだろう?
ヒガンバナの「ふしぎ!?」をあげだしたらきりがない。
「ふしぎ!?」いっぱいの花なのだ。
▼ヒガンバナの「ふしぎ!?」に興味を持たれた人から「なにか参考になる本はないですか?」と聞かれたら私はいつもいの一番にあげる【お薦め本】がある。

■『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 1998.9.1)

である。ここにはヒガンバナの「ふしぎ!?」のすべてが書かれていた。
16年前に出版されたこの本には、これまでになされてきた「ヒガンバナ研究」の現在地が書かれていた。
この本の出版以降、ヒガンバナのことに触れた本では、必ずといっていいほど参考文献にあげられていた。
名著中の名著!!である。毎年この季節になると読んでみたくなるのだ。
▼私が【お薦め本】にあげるのはそれだけではないもうひとつの大きなわけがあった。
この本の著者・栗田子郎さんは『進化生物学入門~宇宙発生からヒト誕生への137億年~』(栗田子郎著 講談社学術文庫 2013.4.10)の「まえがき」のなかで次のようなことを言われていた。
 ホモ・サピエンス(Homo sapiens 賢い者)と自らを名付けた我々「ヒト」も「チンパンジーとの遺伝的差はほとんどない」 としながらも、二つの大きな特徴があると

 しかしヒトという種にはほかのどんな生物にもない(と思われている)きわだった特徴が一つあります。自分自身の由来、ひいては万物のルーツを知りたがるとともに、まだ存在しない未来に思いを馳せるという性質です。チャールズ・ダーウィンが『種の起源』を著し進化論を説いたのもこの衝動に駆られたからでしょう。(中略)  いま一つのヒトの特徴は、細胞外で複製・増殖することのできる遺伝因子、つまり言語(言葉、文字)と映像を操る能力です。生きとし生けるものはすべて、自らを存在させているプリン塩基とピリミジン塩基で記された基礎情報(遺伝子)を次の世代へ残そうとします。ヒトも例外ではありません。しかし、この情報は時間軸に沿って垂直にしか伝わりません。ところが言語や映像という形の情報は水平方向にも伝わります。しかも、細胞核内に収められた情報は親から子へと伝わるのみで、その逆は不可能です。言語情報はこれが可能です。この第二のヒトの特徴が、私をしてこのようなテキストを綴らせたようです。(『進化生物学入門』「まえがき」p11より 

これは、『進化生物学入門』の原本『多様性生物学入門』(栗田子郎著 東海大学出版会 1997)の「まえがき」にある言葉でもあった。
 この文章がとっても気に入っていた。「これから」に示唆的であると思っていた。
特に「ところが言語や映像という形の情報は水平方向にも伝わります。」というのがすごく気に入っていた。
▼栗田子郎さんのすごいところは、これを自ら率先して実践されているのです。
先に紹介した名著中の名著『ヒガンバナの博物誌』を、これからの「ヒガンバナ研究」のためWebで公開して下さっているのです。

◆「ヒガンバナの民俗・文化誌」Ⅰ~Ⅵ 『ヒガンバナの博物誌』の抜粋+追補

まさに情報が水平に発信されているのです!!
アリガタイ!!
必読!!
これを読ませてもらえば、必ず今年のヒガンバナはちがって見えてくるはずです。
ぜひ、ぜひ…。

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2014年全国ヒガンバナの今は!? #higanbana

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▼私のヒガンバナ定点観測地Aはちょうど毎夜ゲホウグモがネットを造る柿の木の真下にあった。
ちょっと言い訳すれば、例年であればこの場所を夏に一度草刈り等をしてヒガンバナ観察の準備をしていた。
今年は少しちがっていた。貴奴がいるあいだはこのあたりをさわりたくなかったのだ。
 それでも花芽が顔を出しているところだけでもと急遽そうじをした。慌ててやったもので花芽をひとつ刈り取ってしまった。せっかくだからとそいつを縦に切断して蕾のなかみを見た。
▼2014年、今年は雨もたっぷりで早めに気温が低下したので「開花期は早めだろう!!」と予想した。
全国各地の開花情報を受けながら、「やっぱり」と思っていた。
でもそのなかには「今年は遅いので…」という声も聞こえてきた。
私の定点観測地Aの株ではどうなんだろうと昨年と見比べてみた。
確かに「早め」ではないと思った。寧ろ「遅れている」のかも知れないとも。
実はこの株を観察しはじめてから少なくとも15~16年は経過していた。まとまった過去の記録が残っていた。

●1999年の観察記録

●2010年の観察記録

1999年にくらべると遅い。2010年に比べると早い。
ということになるだろう。
▼全国的にはどうなんだろう。
ここ数年の記録が残っているだろうあの有名なヒガンバナスポット「巾着田」を見てみた。

◆巾着田

ここには、ここ数年の「開花履歴」のページもあり、開花時期の決定にヒントになりそうな情報もある。
面白いのは同じ巾着田でも「早咲き地点」「中間」「遅咲き地点」とあることだ。
他のスポットではどうなんだろう?
▼いずれにしてもこの秋の彼岸の前後に咲くことはまちがいない。
そこで、今一度ふりだしに戻って、全国のヒガンバナ開花情報と自分の定点観察とで

「ヒガンバナ開花時期を決定しているのは何だろう!?」

を「科学」することを楽しんでみよう!!
と思う。


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ゲホウグモの「産卵」を見た!!

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▼私はこの報告をここに書くべきか少し躊躇している。
こんなこと書いたら、都合のいい「作り話」をしていると受けとられるのではないかと心配するからである。
それほど自分でも驚くほどラッキーな偶然の観察だった。
2014/09/15(敬老の日)21:34 私はもう寝ようとしていた。その前に気になることがあったので貴奴(ゲホウグモ)の柿の木を見に行った。気になるというのは二日連続してあのネットをつくっていなかった。
急に朝夕の気温がさがってきたからもう次なるステージに移行して居なくなってしまったのだろうか。そう思いつつももう一度念のために確かめておきたかったのだ。
▼柿の木のてっぺんになにか動くものを見た。
下から見ていると、ネットづくりではないなにか別の作業のように見える。姿は貴奴のように見えた。
納屋から脚立を取り出してきて近づいてみることにした。
驚いたことにあのゲホウグモが「産卵」していたのだ。
「卵のう」の表面の黄色い糸!!
見慣れた貴奴の姿!!
9日の朝、この柿で発見したものと同じものだ!!
脚立の上でライトをあてながらの撮影でなかなかうまく撮れない。
ピントをあわすのもままならない。しかし、そんなことはどうでもよかった。
生涯もう二度とないだろうシャッターチャンスだった!!
シャッターを押しまくった。
私はどうしても、
ゲホウグモの「産卵」!!
という事実を記録化しておきたかったのだ。
▼一夜明けて、柿の木のてんぺんには朝日が当たる「卵のう」があった。
少し冷静になると、次々とゲホウグモの「ふしぎ!?」が脹らんでくるのだった。
・あの黄色い糸はなんだ?
・初夏に見た「卵のう」の赤い糸との関係は?
・子蜘蛛はここからほんとうに「出のう」するのか?
・産卵するということは雄のゲホウグモが居たはず、ではそれはどこに?
・ゲホウグモは年に何度「産卵」するのか?
・産卵した雌のゲホウグモはいつ姿を消すのか?
等々
▼昨日、朝も帰宅してからも昼間の貴奴を捜していた。前にいたいつもの場所にはいなかったのだ。
しかし、夜の7時半ごろになると長い長い糸が柿の木から漂いだした。
今朝には、きっちりとあのみごとなネットが張られていた。
そして貴奴も居た!!

私のクモ学の「ふしぎ!?」もまだまだ続きそうだ。
今朝からこのblogの新しいカテゴリーに「クモ学」を加えた!!
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本日(2014/09/16)、第76回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼昨日(2014/09/15)、ついに庭のヒガンバナ定点観測地Aに花芽が顔を出した。
となりの定点観測地Bには何の変化もなかった。これは昨年度と逆転していた。それから当初、今年の開花時期は早めだろうと思っていた。どうもそれはあやしくなってきた。
昨年の定点観測Aの様子が記録されていた。それを見ていると、一概に「早い」「遅い」を判断するのはとても難しいと思った。
▼本日(2014/09/16)は、第76回オンライン「寅の日」である。
9月オンライン「寅の日」のテーマは
「最大の「ふしぎ!?」は、最も身近にある!!」
である。
 その第二弾は、これまでにも読んだことのある『日常身辺の物理的諸問題』である。

◆第76回オンライン「寅の日」

『日常身辺の物理的諸問題』(青空文庫より)

▼出だしがとても気に入っている。

 毎朝起きて顔を洗いに湯殿の洗面所へ行く、そうしてこの平凡な日々行事の第一箇条を遂行している間に私はいろいろの物理学の問題に逢着(ほうちゃく)する。そうしていつも同じようにそれに対する興味は引かれながら、いつまでもそのままの疑問となって残っているのである。今試みにその中の二三をここにしるすことにする。

今月のテーマそのものの出だしだ。

そして、具体的にあげる例は、今日も定番実験としてやられていることだった。

第一は金だらいとコップとの摩擦によって発する特殊な音響の問題である。

ここからはじめて「摩擦」の「ふしぎ!?」を次々にあげられていた。
いつしか「なるほどそう言われると不思議だ!!」となってしまうのだ。
いつもの常套句『ねぇ君、不思議だ思いませんか?』が聞こえてくるようだった。
▼身近にある「ふしぎ!?」の方が、レベルが低くわかっていることが多いと思ったら、それは大きな間違いだった。それを次のように語っていた。

これに類する多くの問題は至るところに散在している。たとえば本誌(科学)の当号に掲載された田口三郎(たぐちりゅうざぶろう)氏の「割れ目」の分布の問題、リヒテンベルク放電像の不思議な形態の問題、落下する液滴の分裂の問題、金米糖(こんぺいとう)の角(つの)の発生の問題、金属単晶のすべり面の発生に関する問題また少しちがった方面ではたとえば河流の分岐の様式や、樹木の枝の配布や、アサリ貝の縞模様(しまもよう)の発生などのようなきわめて複雑な問題までも、問題の究極の根底に横たわる「形式的原理」には皆多少とも共通なあるものが存在すると思われる。すなわちいずれにも「安定、不安定」の問題が係わっているように見えるのである。

ここに「新しい科学」への入口があると語っているようだった。
不勉強な私にはよくわからないが、これが今日の「複雑系科学」のはじまりだったのかも知れない。

まあ、それは置いておくとして
今日一日は、いつもは何気なくアタリマエ!!ですましていることに「ふしぎ!?」を発見してみようと思う。

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【Web更新9/14】14-37 【ヒガンバナ情報2014】等 更新!!

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秋風や 小さな鐘の 鳴らしたり 14/09/13 (土)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】14-37
週末定例更新のお知らせ
 朝夕がめっくり涼しくなり寒いぐらいである。「暑さ寒さも彼岸まで」とはうまく言ったものだ。
それも今年は急ピッチな気がする。
 季節の移ろいのなかでもの思うこと多い。
 「何かのため」というより、「そのこと自体を楽しむ!!」そんなふうに考えることが多くなってきた。
 このWeb更新もそうだ。一週間に一回の更新はそれ自体がけっこう楽しい時間である。

◆表紙画像集2014 更新 人里の自然シリーズ ツリガネニンジン
 朝の散策も「クモ探索」から「ヒガンバナ探索」かわりつつある。
 ヒガンバナだけでなく次々と季節の移ろいを教えてくれる草花がいろいろある。
友人に分けてもらった「自家製 植物図鑑」にいつも目をとおす。この地方で実際に撮った写真でつくられているので、とてもわかりやすい図鑑で便利である。
 竹藪の下の草むらに「ツリガネソウ」のようなかわいい「釣り鐘」がいくつかみられた。ツリガネソウかと思ったがシーズンがちがう。ならば…? ツリガネニンジンということにしておくことにした。
 涼しい秋風が吹いた。その小さな釣り鐘たちが少しゆれたように見えた。

◆【ヒガンバナ情報2014】 更新!!
 たっぷりの雨と早めの気温の低下で、今年の開花時期は早まったようだ。
今週も存分に全国のヒガンバナを楽しませてもらおうと思う。

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 「クモ学」の「ふしぎ!?」はまだまだ続いていた。
 ゲホウグモは毎夜造り続けていたあのみごとなネットを造らなかったようだ。
今晩はどうだろう?

新しい一週間がはじまる!!
今週はどんな楽しみが待っているだろう。o(^o^)o ワクワク

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『ロウソクの科学』を実験する!!

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▼大賀ハス蓮根植え替えから24週目の定例観察日だった。
最も多くの種子(11個)を回収することのできた第4大賀ハスの果托が俯いてぶら下がっていた。それをじっと観察していると枯れていく葉とよく似ていた。このたったひとつの観察からであるが、きっと葉が進化して花をつくりだしたのだろうと想像したりするのは楽しい。
 ここのところ毎日、朝と夕方には観察しているものがある。それは「ゲホウグモの卵のう」(?)である。
朝には光が横からあたり、内側がすこし透けて見える。内側に少し黒いかたまりのようなものが見えてきた気がするが、気のせいだろうか。子蜘蛛だろうか?
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▼いろいろ仮説をたてながら自然を「観察」するのはなかなか楽しいものである。
「ふしぎ!?」の謎解き方法にはこの「観察」とセットで言われる「実験」がある。
その「実験」することの楽しさを学ぶ会が昨日の午後あったので出かけていった。

かがくカフェ 「ロウソクのかがく」 -ファラデーの実験をしてみよう- 
・内容 「ロウソクのかがく」-ファラデーの実験をしてみよう-
・ファラデーの講演「ロウソクの科学」の中で演示された実験を,
参加者一人一人が器具を製作して実験します。
・担当  觜本 格、森本雄一(かがく教育研究所)

である。これは言わば前回の「第二幕」というところである。
▼第二幕のいちばんの魅力は、今度は自分で「実験」してみると言うことだ。
実際に自分で「実験」してみると予想どおり行かなかったり、思わぬ「発見」があったりして科学することのほんとうの醍醐味が味わえるのである。昨日もその通りになったのである。
 アンダーソン(森本雄一)さんは、この日のためにいろんな実験道具を準備して下さっていた。(深謝)
できるだけ忠実に再現するためにいろんなものを入手され工夫されていた。このお話を聞かせてもらうだけでも非常に興味深いものだった。
▼実は参加する前に、あらためて『ロウソクの科学』(ファラデー著 矢島祐利訳 岩波文庫)の第一講、第二講だけ読んでみた。大昔に読んだつもりでいた。あらためて読んでみて驚いた。
なんにも読んでなどいなかったのだ。
 ろうそく一本からかくも多様な「実験」ができるのか!
「実験」の多様さだけではなかった。
「実験」はなんためにするのか?
どのような「実験」をすることが意味あることなのか。
自然科学の研究を「科学的」にすすめるためには…。
等々が語られていた。それもとてもわかりやすく具体的に…。
 アンダーソンさんが紹介してくれた
https://archive.org/stream/acoursesixlectu01croogoog#page/n2/mode/2up
を見ながら、もっと英語の勉強しておくべきだったとつくづく思った。
(※図を見るだけでけっこう楽しいですけど…)

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「ヒガンバナの九不思議」あなたはいくつ!? #higanbana

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▼昨年の11/13、私はついに探し求めていた自然結実したヒガンバナの種子を手に入れた。そこでは次から次と自然結実していくヒガンバナを見たのである。その田の畦は自然結実ヒガンバナの群生地であったのである。
その発見をきっかけにいろんなところで自然結実した「種子」を手に入れた。
 ついには我が家の庭の定点観測地でも手に入れたのだ。そんな思い出深い場所に「発見」からちょうど10ヶ月たった昨日、久しぶり行ってみた。
 稲穂は色づき始めていた。畦のヒガンバナも最盛期に向かうところであった。
真っ赤なヒガンバナに色づいた稲穂は最高の取り合わせだった!!
人里の秋の原風景でもある。
▼この「原風景」にもわけがあった。歴史もあった。
『ヒガンバナが日本に来た道』をずっと追っておられる有薗正一郎氏は、『ヒガンバナの履歴書』(有園 正一郎著 愛知大学総合郷土研究所ブックレット2 2001.3.31)のはじめに、ヒガンバナの不思議を9つあげておられる。

 (一) 秋の彼岸前に突然花茎が伸びて、六輪前後の花が咲く。
 (二) 花が咲いている時に葉がない。
 (三) 花は咲くが、実がつかない。
 (四) みごとな花を咲かせるのに、嫌われる草である。
 (五) 開花期以外のヒガンバナの姿が思い浮かばない。
 (六) ヒガンバナが生えている水田の畔には他の雑草がそれほど生えない。
 (七) 人里だけに自生して、深山では見ない。
 (八) 大昔から日本の風土の中で自生してきたと思われるが、ヒガンバナの名が史料に現れるのは近世からである。
 (九) 田んぼの畔や屋敷地まわりで見かけるが、田んぼの畔や屋敷地まわりならどこでも生えているというわけではない。(『ヒガンバナの履歴書』P7より)

▼この9つの不思議、
あなたはいくつ心当たりがあるだろう?
また、いくつの不思議に答えられるだろう? 

著者は続けて面白いことを言っておられた。

これらの不思議のうち、五つ以上が思い浮かぶ人はよほどの観察者であり、五つ以上答えられる人は奇人の部類である。」(『ヒガンバナの履歴書』P8より)

と。
▼今年も、この9つの不思議!!ひとつでも多く答えがみつけられるようにたくさんのヒガンバナを「観察」したい。
 自分自身で動いてみて「観察」することはもちろんのこと、ネットを介して全国各地の多くのヒガンバナを「観察」してみたい。

 当分は「ヒガンバナばっかり病」だ!!
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ゲホウグモ「瞬間の技」を撮った!!

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▼【2014/09/09 21:09:40】
それはあまりにも美しすぎた!!
スーパームーン(満月)の夜、ゲホウグモの造ったネット!!
何度見返しても美しい!!この美しさには何か特別の秘密があるにちがいない。
何度も見ているあいだにそう思いだした。試しに縦糸の本数を数えてみた。
ちょうど36本あった。
これはたまたまの偶然か。それとも計算し尽くされたデザイン・設計か。
360度を36本だと10度ごとに分割されたことになる!!
10度ごとに光の当たり具合がちがうためであろか、とびきっり緻密にはられた横糸がちがった模様を呈して見える!!
至高の「円網の美学」がそこにはあった。
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【2014/09/10 04:14:52】
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【2014/09/10 04:15:26】
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【2014/09/10 04:15:34】
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【2014/09/10 04:15:46】
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【2014/09/10 04:15:54】
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【2014/09/10 04:16:18】
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【2014/09/10 04:16:26】
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【2014/09/10 04:17:12】
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【2014/09/10 04:17:54】
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【2014/09/10 04:18:22】
▼【2014/09/10 04:14:52】
そのみごとな円網も、一夜明ければ大きく乱れていた。「狩り場」の痕跡を残していた。
どんな「狩り」が行われたのだろうと想像しながらながめていた。
その時だ。
あの瞬間の「店じまい」がはじまったのだ。
▼解体にルールはあるのだろうか。
それを観察してやろうとするが、あまりに速い解体作業にこちらがついていけない。
何回かに分けて解体していることはわかる。
途中に扇形がみられることでわかる。解体した糸はどうしているのだろう?
マジックではないから忽然と消えるわけがない。
きっと「食べている」のだろう。リサイクルでまた明晩使うのだろう。
▼あれよあれよ言う間に解体は進んだ。
解体・回収がすんで柿の木に向かったのは【2014/09/10 04:18:22】だった。
【2014/09/10 04:14:52】から【2014/09/10 04:18:22】まで、その間なんとたった3分30秒だった。
解体がはじまった時間はもう少し遅かったかも知れないので、ほんとうの「店じまい」の時間はもっと短いかもしれない。
 なんという早業だ!!
もう貴奴(ゲホウグモ)には驚かされることばかりだ。

次はなんだろう???


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ゲホウグモにあらたな「ふしぎ!?」

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▼その不思議な物体に気づいたのは9日(火)の朝だった。
昼間のゲホウグモがいた近くだった。柿の葉の裏につくられたそのものはあのゲホウグモの「卵のう」そっくりだった。
 そんなバカなことはない。あれはもう終わったではないか。
南天の葉につけられた「卵のう」から子蜘蛛たち出てきて「まどい」をして旅立っていったではないか。
「飼育」も試みたではないか。
今さら再び「卵のう」とは…???
▼前の三つの「卵のう」と大きな違いがあった。
「卵のう」の外側を特徴的な赤い毛糸くずのようなものがついていた。
今回は違っていた。
そのようなものがついていることは同じだったが色がちがっていた。
黄色だ!!
じつはあの「赤い糸」の正体も、意味もまだ知らなかった。
それにしても「ふしぎ!?」だ!!
これはほんとうにゲホウグモの「卵のう」なのだろうか?
一年に二度も「卵のう」をつくるのだろうか?
糸の色を変えたことになにか意味があるのだろうか。
▼ゲホウグモ本体にも異変があった。昼間のいつもの場所に居なかった!!
「卵のう」を残してどこかに行ってしまったのだろうか。
心配になって、柿の全体をよく見回した。そしたら、柿の木のてっぺんあたりから長い糸がぶらさがっていた。
てっぺん近くの葉のかげに居た!!
橋糸を風に流しやすいてっぺん近くへ移動したのだ。
それは「卵のう」(まだそれかわからないが)をつくったことと関係しているのだろうか。
もうあのみごとなネットを見せてくれることはないんだろうか。
▼その夜はスーパームーンが見られる日だった。
幸いなことに大きな月がのぼってきた。
柿の木のてっぺから長い糸が駐車している車に向けておりてきた。
定刻よりも少し早かった。
あのみごとなネットをつくりはじめた。
これまでと少しネットの向きがかわっていた。
スーパームーンに架けるようにみごとなネットを張った!!
これは、もう至高の芸術作品だった。

(つづく)


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ヒガンバナの「ふしぎ!?」はどこまで  #higanbana

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▼一昨日の夜、車のライトに浮かび上がったヒガンバナの場所に行ってみた。
たしかに何輪かが満開となっていた。
これが正式な2014年開花の初見であった。
ひとつの花をズームアップしてみた。何度見てもみごとな花だ!!
近くには次々と花茎をのばしていた。また、地面からは次なる蕾があちらこちらに顔を出していた。
▼確かに「葉見ず 花見ず」だった。
こんなりっぱな花を次々と咲かせていくのに、どこにも葉は見えなかった!!
これが私のヒガンバナの「ふしぎ!?」のはじまりだった。
その「ふしぎ!?」に答えて科学読み物「彼岸花の一年」 を書いたのもずいぶん以前の話となってしまった。
それを知ったからと言って、けっしてヒガンバナの「ふしぎ!?」は色褪せることはない。
やっぱり「ふしぎ!?」は深まるばかりだ。
どうしてこんなみごとな「戦略」を…???
▼やっぱり今年の開花時期は例年にくらべてはやまっているようだ。
・夏場にたくさんの雨が降った。
・比較的早く気温が低下したから。
等が理由として考えられた。
ほんとうにそうだろうか。
「開花時期を決定しているのは何か?」この疑問についてもはっきりわかってはいなかった。
「ふしぎ!?」はまだまだ続いているのである。
▼長い間ヒガンバナの観察を続けてきたけれど、まだまだ「ふしぎ!?」はいっぱいあった。
そのなかでも特にこだわっている「ふしぎ!?」に次のようなことがある。
・こんなりっぱな花をつくるのに種子をつくらないのはどうしてだろう?
・ほんとうに種子をつくらないのだろうか?
・ではどうして増えていったのだろう?
・分球だけでここまで全国に拡がるだろうか?
等々
 これらの「ふしぎ!?」はどこまできているのだろう?

今年はどこまで行けるだろう?
多くの人と一緒になってこの「ふしぎ!?」を追い続けたい。

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今年もヒガンバナの「ふしぎ!?」を追う!! #higanbana

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▼「列車の車窓からヒガンバナを撮る」
それが昨日の旅の目的だった。
「青春18きっぷ」の有効期限(9/10)がせまっていた。どこへ行こうか考えたときやっぱりいちばん思い浮かんだのかヒガンバナのことだった。すでに全国から開花情報が届き始めていた。
今年は夏場のたくさんの雨、早くからの気温低下。これまでの観察から、早期の開花が予想された。
私がまだ見ていないというだけで、すでに満開の場所もあるのでは。
これがこの旅の動機だった。
▼福崎を出発したのは朝8時。まずは播但線で北へむかった。
播但線-山陰本線-(鳥取)-因美線-(智頭急行)-山陽本線ー播但線
ぐるっと兵庫県縦断列車の旅だった。
はじめて見た風景もいっぱいあった。日本海側と瀬戸内側で稲刈りの進み具合もずいぶんちがうことがわかった。まだまだ他にも「発見」はいっぱいだった。
 問題は肝心のヒガンバナだった。
色づいた稲穂の田んぼの畦に赤い松明の行列!!
残念ながらこの想像は空振りだった。まだそこまで開花はしていなかった。
わずかに撮ったのは因美線にのって、数駅目。駅のフェンスの向こう側に見られた伸び始めた花茎のみだった。
▼福崎駅に着いたときはもう暗くなっていた。
中秋の名月はきれいだった。
駅から車で家にむかった。そのときだ、とんでもないものを見てしまった!!
いつものヒガンバナ散策コースだ。
そこに車のライトに照らされたヒガンバナの花茎のかたまりを見た!!
えっ!!なんだここにあったのか。
この夏の最大の収穫。
最大の「ふしぎ!?」は、最も身近にある!!
またしても、これを確認することになってしまった。
▼それにしても、このヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いはじめてどれほどの月日がたつのだろう。
すべてがここからはじまっていたように思う。
はじめてWebページを自分の手でつくったのも、【ヒガンバナ情報】のページだった。
Twitterはじめたときも、「#higanbana」で多くの人とつながることでその楽しみを知ったのだった。
昨年は、その楽しみを加速させるためWebテキスト『ヒガンバナ』もつくった。
 しかし、何年たとうと私のヒガンバナの「ふしぎ!?」を追う旅に終わりはなかった。
「ふしぎ!?」の謎解きは終わるどころか深まるばかりだった。
今年もまたヒガンバナの「ふしぎ!?」を追い続けたいと思う。

今日は、あの車のライトに浮かび上がったヒガンバナのところに行ってみようと思う。 

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【Web更新9/7】14-36 Webテキスト『天気の変化』の可能性!?等 更新!!

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虎杖や 静かに燃える 里の秋 14/09/06 (土)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】14-36
週末定例更新のお知らせ
 #higanbanaの季節だ。
 多くの雨と少し早めの低温でやっぱり早めの開花をむかえているようだ。
#higanbanaで全国をつないで楽しんでみよう!!

◆表紙画像集2014 更新 人里の自然シリーズ 虎杖(イタドリ)
 いつも歩いている前の竹藪の下が輝つつけていて見えた。それは白い炎をあげて燃え立っているようでもあった。
近づいて行って、「なんだ!」と少し落胆した。
 それは特別にめずらしいものではなかった。どちらかと言うとふだんあまり目立たぬイタドリの雄花だった。
「ふしぎ!?」に思った。何故にこんなにも輝きをはなって見えるのだろう。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!! 
 まだ確たる方向は見えてきてはいなかった。
まずは「自分で天気を予報するためのリンク集」づくりからと思っていた。
リストアップをつづけてみよう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 寺田寅彦記念館の庭の白いヒガンバナはもう咲き始めたのだろうか。気になるところだ。

この一週間、ヒガンバナ「ふしぎ!?」にどんな展開があるだろう楽しみだ。

 
  
 

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(12)

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▼大賀ハス蓮根の植え替えから23週目の定例観察日だった。
奇跡的に「あこがれの4日間」をむかえた第6大賀ハスもそれからまもなく一ヶ月をたとうとしていた。
凛と伸ばした花茎もいまでは折れ曲がり時の移ろい感じさせる。一年間を通しての観察からいうとまだ半分もすぎていないのに。
 年間を通しての観察ではもうひとつのものがあった。
ヒガンバナである。
 今年の開花は早いだろうとは予想しているが、定点観測地の浮き株にはまだその気配はまったくなかった。
▼夕方からまたしてもすごい雨が降ってきた。
「警報」まで出た。
この雨はいつまで続くのだろう?このあと降りはどうなるのだろう?
やっぱりこんなときは
◆レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)
だった。
 いや、今はもっとすごいものがあった。
◆高解像度降水ナウキャスト
である。
 防災・減災の意味でも有効活用をはかりたいものである。
▼「自分で天気を予報する」ためにより有効活用したいものに
◆気象衛星画像
がある。
 よりビジュアルに何がおこっているのかわかるきわめて有効な情報だ。
 これもいろんな種類の画像がありそうだ。
少しずつ使い慣れしていきたい。
▼気象衛星からの画像ということでは前からとてもお気に入りのページがある。
『天気の変化』の授業では、生徒たちもお気に入りのページだった。

◆デジタル台風:雲画像動画アーカイブ(全球画像)

これを見ていると、地球規模の大気の動きは一目瞭然である。
過去の大気の動きが手に取るようにわかる!!
多くの説明は必要としない!!

このようにときに「俯瞰」の視点をもっているということが、明日の天気を自分で予想するときにもきわめて有効だろう。

一夜明けた今日は晴れ!!
ヒガンバナの花芽が顔をだしているところはないだろうか。
捜してみようと思う。


  

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(11)

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▼「雲見」の面白さに気づいてからどれほど経つだろう。
なんにも特別の道具も器機も要らない。ただ空を見上げて雲を見るだけだ。
それだけでたくさんの情報を手に入れることができた。
 雲のない「雲見」もまた面白い。青空だ。青空とひとくちに言ってもいろんな青空があった。
昨日の夕方、ふたつの「雲見」定点観測地から高くなっていく「青空」を見た。
▼【自分で天気を予報するのためのリンク集】づくりを続けよう。
気象庁のホームページを見ていてあらためて驚くのは、その情報の多さである。
「へぇー、こんなことも出ていたのか!!」
そればかりを繰り返している。
「天気の変化」と言えばまず思い出すのが天気図だ!!
そもそも、こんな天気図などというものをいつごろから利用しはじめたものだろう。

●1820年 ドイツの気象学者ハインリッヒ・ブランデスが「…特に1783年3月のストームについてヨーロッパ大陸上の気圧、気温、風の分布を示す天気図を1820年に発表した。」(『天気図の歴史ーストームモデルの発展史ー』(斎藤直輔著 東京堂出版 昭和57年2月25日初版) P14より)

なんだ!!
200年も経っていないではないか!!
▼それにしてもすごい発明をしたもんだ。
「天気図」の発明は、天気予報を「科学」にした。「天気図」は天気情報のかたまりだ!!
気象庁の「天気図について」のページを見てはじめに驚くのは、その種類の多さだ。
まずは、おなじみの地上実況天気図だ。テレビや新聞、インターネットの天気図の元情報はここにある。
私たちは、今、リアルタイムにこの元情報に触れることができるのだ。
アタリマエのことのようだけど、これはとって凄いことのように思う。
リアルタイムな情報で私たちは「科学」を楽しむことができるのだ!!
▼次に興味深いのは
「高層天気図」だ。
なにやら難しげなことがいろいろ書いてある。
 でも貴重な情報のかたまりである。
「大気の物理実験室」のようすを三次元的(立体的)にとらえるためにはきわめて有効なようだ。
私にはまだこれを読み解くことができない。
でもいつかは読み解いていきたい。
こんな有用な情報を見過ごしてしてモッタイナイ!!

ゆっくり 急ごう!!


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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(10)

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▼2014/09/04 21:24 貴奴(ゲホウグモ)は柿の葉の先で迷っていた。
いつもならネットを張る作業が完了している時間だった。昼間の寝床に帰ったり葉の先に出てきたりを繰り返していた。思い切って本格的作業にとりかかったのは22時を過ぎていた。
 作業始めたら迷うことはなかった。たとえ強い雨が降ってこようと、強烈にネットをゆらす風が吹こうと作業をやめなかった。あのみごとなネットが完成して「こしき」に待機の姿勢をとったのは22:52だった。
 貴奴は何を迷っていたのだろう?
そして決行を決めたのはどうしてだろう?
ひょっとしたら貴奴には昨晩から今朝にかけての「天気」を予知できたのではないだろうか。
▼Webテキスト『天気の変化』構想の究極のねらいもそこにあった。
「自分で天気を予報ができる」
これを言ったら、ある人は言った。
「今の時代、そんなことわざわざ自分でやらなくても、テレビの天気予報はあんなにくわしくていねいにやってく
 れているではないか」と。
それはその通りである!!
また別の人が言った。
「スマホアプリ利用すれば、よりリアルタイムにその地域の情報も知ることができるよ」
それもまた正しいし、そんな取り組みも推進されるべきであると思う。
しかし、それでもやっぱり
「自分で天気を予報ができる」
をめざしたいのだ。
▼そのプロセスにこそ意味があると思っていた。
構想を唱えるだけでは、一歩も前進しない。まずはできることからやってみて軌道修正をしていこうと思う。
その第一歩が

◆【自分で天気を予報するのためのリンク集】

である。
 この「リンク集」づくりをやりながら、私たちが今すぐさま手に入れることができる天気に関する情報にどんなものがあるのか探索してみたい。
▼ということになれば、まずは何をさておきいの一番にあげたいのは気象庁のホームページだろう。

◆気象庁

あらため見て驚いてしまう。
なんと多くの生情報が発信されているのだ!!
情報の活用方法もかなりくわしく説明されているではないか!!
少しずつ少しずつ読み解いてみよう。

ちなみに昨夜貴奴(ケホウグモ)が迷っていた頃のレーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)は次のようなものだった。
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本日(2014/09/04)、第75回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼「雨が近いのでは」と思った。
新しく設定した定点観測地から「雲見」をしていてそう思った。
今朝起きてみて門先の地面をみるとやはりそうだった。今も小さな雨がパラパラと…
このアタリマエ!!
雲行きがあやしくなってきて、その雲から雨が降る。
なんともアタリマエのこととして見過ごしている。
でもそんなにわかりきったアタリマエのことなんだろうか。
ずいぶん「ふしぎ!?」なことではないんだろうか。
どこかでその原初なる「ふしぎ!?」を置き去りにして来てしまったのではないだろうか。
▼寅彦はそんな「ふしぎ!?」を見逃さなかった。
そしてこう呼びかけてくれた。
『ねぇ君、不思議だと思いませんか?』と。
9月のオンライン「寅の日」では、
最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!
それを証明するような随筆を読んでみようと思う。
その第一弾はもっとも有名で多くの人が一度は読んだ記憶があるような名随筆『茶わんの湯』だ。

◆本日(2014/09/04)、第75回オンライン「寅の日」
●「茶わんの湯」(青空文庫より)

▼この名随筆は、元々は1922年(大正11年)、鈴木三重吉が主幹する童話雑誌「赤い鳥」に発表したものだそうだ。だから元々子どもたちに「科学する」ことの面白さを呼びかけたものなんだ。
 私自身も国語の教科書でこの文に出会った記憶がある。そのときの著者紹介の写真の記憶がある。
オンライン「寅の日」でも何回か読んできたが、あらためて読んでみるとやっぱり面白い!!
そして、話の展開がみごとである!!と感嘆してしまう。
出だしから

ただ一ぱいのこの湯でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい見物(みもの)です。

とついついその世界に引き込まれ行くのである。
いつしか私たちの原初の「ふしぎ!?」に答える話になっているのである。
▼一杯の「茶わんの湯」のはなしは、いつしか「大気の物理学実験室」のなかでおこなわれている地球規模の実験の数々の話になっていた。
 「観察」の秘訣も示唆してくれていた。

ちょっと見ただけではまるで関係のないような事がらが、原理の上からはお互いによく似たものに見えるという一つの例に、雷をあげてみたのです。

「ふしぎ!?」謎解きのヒントがここにあるように思った。

今朝の雨どのようにして降ってきたのだろう?
今一度考えてみようと思う。

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(9)

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▼2014/09/02 16:50 私は確かにそれを見た!!
これが「彩雲」だろうか。
 昨日は、帰宅するまでゆっくり「雲見」をする時間はなかった。帰宅するなり新しく設定した「雲見」定点観測地に立った。そして空にカメラを向けようとしたそのときだ。それより少し西側の空に色づいた「虹」のようなものを見た気がした。でも「虹」なら方向がおかしい。やっぱり「彩雲」だろうか。
 そもそもなんでこんなものが見えるんだ?
「ふしぎ!?」がどんどんふくらんで来た。
▼この夏の「自由研究」の最大の成果として確認したことがある。

最大の「ふしぎ!?」は、最も身近にある!!

である。
 私たちは「大気の物理学実験室」のなかで暮らしている。それは知っているつもりでいた。
でもほんとうにそれを理解しているだろうか?
ときどき現れてくる「ふしぎ!?」がそのことを問いかけてくる。
・あの色づく雲の高さは?
・車を走らせたらどのくらいで到着するだろうか?
・バックの青空はどこまでつづくのだろうか?
・白く輝いてみえるのはほんとうに氷の粒!?
・この「物理実験室」はどんなかたちをしているのだろう?
等々と。
 そしてあらためて思うのだ。
「「天気の変化」とはすべてこの「大気の物理学実験室」で行われている実験の結果なのである。」
と。
 まずは日々刻々と繰り返されるこの実験の数々の「観察」からはじめよう。
これはきわめてアタリマエの「科学の方法」だ。
▼Webテキスト『天気の変化』の話をつづける。
「テキストづくり」ということでは、いつも思いだし引用させてもらってきたあの言葉からはじめたい。
「テキスタイル化」だ。

  ”テキスタイル”ということばは、いつとはなしに造り出され、使用されるようになった。”わたしたち”の造語である(textile=織物ではなくて、text+style=textyleである。)”わたしたち”が教えたい、わかってほしいと願う事柄がきまったからといって、それはまだテキストではない。テキストは、発問と、資料と、実験と、読み物などで構成されるが、とりわけ、どんな発 問を、どんな順序で用意するかが重要である。いや、内容がきまってから 「さて発問は?」というのでなくて、事例に関する発問、事例を法則の支配下に位置づけさせる発問、等を考える過程の中で、”わたしたち”の中に次なる内容が求められ、獲得されていくのである。(『極地方式入門』(高橋金三郎・細谷純編、国土社1974.3.20) p174より)

40年も、いやもっとそれ以前の言葉である。
 私には、いつでも時空を超えて新鮮に響く言葉である。
この言葉が示唆するところは深くおおきい。
▼では「発問」「資料」「実験」「読み物」…どこまで準備できただろう。
Webテキストでの「テキスタイル化」で必要なスキルとはなんだろう。
どんな手法が可能なんだろう?
Web版であることの意味は?
 道は遠い!!
 しかし、道を歩み続けること自体に意義を見出したい。 
等身大に・・・
リアルタイムに・・・


 

 

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(8)

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▼昨日は雨が降ったりやんだりをくりかえしていた。
定点観測地からの「雲見」もしながら、天頂近くの「雲見」もしたいと思った。そこであらたな「雲見」観測地を設けた。ここから我が家の上を流れゆく雲をとらえてみようと思う。
 夕方になって元の定点観測地から見る山に虹がかかろうとしていた。
「夕虹は晴れ」
▼確かに今朝は晴れていた。
涼しさ通り越して寒いほどである。もう確実に秋がやってきたようだ。
こんな観天望気、「雲見」と最新気象情報をツナイデ、自分で天気予報ができることをめざす取り組み。
それが
 Webテキスト「天気の変化」!!
構想だった。
 そう言いながらも具体的にどんなものをイメージしているのか。それすらわかっていなかった。
まさに「雲をつかむような話」なのである。
▼一度はWebテキスト「天気の変化」のめざすものを言葉にしてみた。

○ 学校のなかでの授業ばかりでなく、大人・子ども関係なくこの同じ空の下にくらすみんなのための「お天気」ガイドテキスト!!多くのクライアントによってオンラインで 更新・進化をしていくテキスト!!
○ テレビ・新聞・インターネットの「天気予報」を楽しめるようにする。
○ 自分で天気を予報できるようになることを助ける。
○ リアルタイムな「天気情報」を読み解く力を身につけ、防災・減災にツナゲル!!

でもなかなか具体的に「なにから」が浮かびあがってこなかった。
▼Webテキストとしては、ちょうど一年前に
◆Webテキスト『ヒガンバナ』
を公開した。
 しかし、これともまた少しちがったイメージがある。
自分のなかでもうまくまとまらないのだから、人にツタワルわけがない。
でもあきらめない!!
何度も何度もトライしてみれば見えてくるものもきっとあるはず。

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【Web更新8/31】14-35 新・「自由研究」のすすめ試論等 更新!!

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栗の実や 時満ちてなお 高くなり 14/08/30 (土)撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】14-35
週末定例更新のお知らせ
 カレンダーをめくった。9月はじまる!!
秋だ!!
 9.10.11月の3ヶ月間を想像しながらこれを書いている。

◆表紙画像集2014 更新 人里の自然シリーズ 栗の実
 いつの間にやら栗の実が大きく成長していた。あの小さかったものがこんなにも大きくなったかと思い眺めていると、位置も高くなっているように感じた。
 それに合わせるように空も高くなっていた。

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 夏の「自由研究」発表のシーズンだ。
 今年はどんな「ふしぎ!?」物語に出会うことができるだろう。
 楽しみである。

◆【ヒガンバナ情報2014】更新!!
 秋と言えばやはりヒガンバナだ!!
 今年のヒガンバナ「ふしぎ!?」物語はどんな展開があるだろう。
今年の開花は例年にくらべどうだろう。
8月は水分もたっぷりだった。そして涼しくなるのもはやかったようだし…。
さて…。


 
 

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