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「クモ学」はなぜ面白いのか!?

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▼朝、いつもの「クモ観察コース」を歩いてみた。
貴奴(コガネグモ)等は見かけることがなくなったけど、貴奴等だけがクモではない。
最近特に目立つようになってきたクモにサツマノミダマシというのがいる。
図鑑によれば、「サツマノミ」とは、地方での「ハゼの実」の呼び名であるという。
ナルホド!!納得である。。ちょうど山ぎわに緑あざやかなハゼの実ができている。ほんとうにそっくりだ!!
もう一種類が貴奴の小型、「コガタコガネグモ」である。
隠れ帯の「X」が特徴。背の模様もなかなかあざやかである。
彼女の得意技は「デリケートさ」と「俊敏さ」である。小さな音、振動にも反応しているようである。
それにしてもどこにもいろんなクモがいるものである。
驚くばかりである。
▼「クモばっかり病」は脱出できそうになかった。
「クモ学」とは永い永いつきあいになりそうだ。
そこで、より楽しく永くつきあうために自分にひとつの設問をしてみた。

「クモ学」なぜ面白いのか!?

ずっと以前からこの面白さを知っている人には、「今さら」の問いである。
初学者、新参者にはこのこと自体が「ふしぎ!?」なんである。
▼いちばん根っこのところから行こう。
 昨年来のコガネグモとの出会い、今年になってのゲホウグモとの出会いがあって、急速に「クモ学」に惹かれていったわけだが、ではなぜこんな面白い世界に自分が興味をもたなかったのだろう?
 それが第一の「ふしぎ!?」である。
 この謎解きが、「クモ学」なぜ面白いのか!?にもつながりそうな気がする。
・クモはあまりもありふれた存在だった。
・どこにでもいたるとこで見かけていた。だからめずらしい存在ではなかった。
・どこか「気味悪い」と思っていた。
・「クモ好き」人間と出会わなかった。「昆虫少年」はいたけれど「クモ少年」いなかった。
・クモについて知る機会がなかった。
・クモが話題になるときは「毒グモ」の話題が中心だった。
・理科の教科書にもあまり登場していない。
(これはけっこう大きい要因であると思う。今使っている教科書にコガネグモの写真が出ていた。なにか身内のもの写真がでているようで滅茶苦茶うれしかった!!)
 まだまだありそうだ。
 ものの本によれば、今地球上でいちばん多くの種類が知られている動物は「昆虫」だそうだ。
そして次が「ダニ」で、第三位が「クモ」だそうだ。
 学問的にはそうかも知れないが、ごく身近に肉眼でみかけるということでは、第一位は「クモ」だと思うのだが、ちょっと身びいきがはいっているだろうか。
 なのになぜ、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
▼もうひとつの根っこのところを考えてみよう。
私は、なぜ「コガネグモ」「ゲホウグモ」に出会ったのだろう。
特に「ゲホウグモ」だ。今のところ本やネットで調べるかぎりでは、けっこう山の中に行かなければ観察できないようなことが書いてある。
 都会から見れば、私の家自体も山の中かも知れないが、真近くを列車も走っているしそんなに「山の中」というわけでもなさそうに思う。
 あの南天の木にそれに3つも「卵のう」を産みつけたのだろう。
 そのとなりの柿の木にあのみごとなネットを張るのだろう。
これはすべて偶然であろうか。

お盆が近いので少しふだん荒れ放題の庭を掃除をした。
柿の木の下あたりをはじめて手をとめてしまった。
急激な「環境」の変化でゲホウグモがびっくりしてよそにいってしまうかも知れないと思い。
そして考えた。なぜここを選んだのだろう。
やっぱり「ふしぎ!?」だ。
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(つづく)

 
 
 
 

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コメント

楠田先生、こんにちは。
 
 鈴木勝浩です。
 きょうも、暑いですね。
 まさに猛暑。

 私、いまだ、本物のゲホウグモに出会っていません。
 ゲホウグモは、ひじょうに珍しいクモの部類に入ります。

 先生、トリノフンダマシというクモの仲間も
 面白いんですよ。

 もしかしたら、楠田先生の近くに
 いるかもしれません。

 サツマノミダマシは、緑色の
 美しいクモですね。
 
 それでは、また。

投稿: 鈴木勝浩 | 2014/08/06 16:06

鈴木勝浩さん
コメントありがとうこざいます。
やっぱりゲホウグモってめずらしいクモなんですね。
でもどうして我が家の庭にやってきたのだろう。
「卵のう」どう見てもまちがいないと思うんです。
ネットの緻密さも他のモノとはちがうので…
まず間違いないと思うのですが…。
昼間の姿はまだ確認できていません。
それから7/10に出のうしたゲホウグモ子蜘蛛たちですが一部は逃げましたが、ケースなかで「共食い」を始めまして今はほとんどいません。
その過程は可能な限りインターバル撮影をしています。
まだくわしく見返していません。
クモを飼うのは思っていた以上にたいへんなようですね。
トリノフンダマシこれまた面白そうなやつですね。
捜してみたいと思います。
いろいろありがとうこざいます。

投稿: 楠田 純一 | 2014/08/06 18:49

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