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ゲホウグモ「団居」(まどい)から「バルーニング」へ!?

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▼この「観察装置」を私が自分の工夫・アイデアで考え出したものだったら、私は「天才」だと思う!!
残念ながらそうではなかった。ゲホウグモが「卵のう」から「出のう」したあの日(7/10台風のやってきた日)、慌てふためき、たまたま引っ越そうしていた新しいケースを上からかぶせただけなのである。
言わば偶然の所産なのである。
これがまったくの正解であった。
新しいケースは透明でなかで何が起こっているのか。それもまた新しい方を上にしたというのがミソであった。
つぶさに観察できるのである。
▼異変が起き始めたのは15日(火)の夕方(18時30分すぎ)であった。
それまで「団居」中のクモは眠っているかのごとく動きを見せなかった。
ときに、この機会に「蜘蛛の子を散らす」をしっかり見ておこうとつついても動くが鈍かった。
ところが、この時間ぐらいから一挙に動きは活発化していった。上へ上へと移動がはじまったのだ。
このようすを言葉で表現するのは難しい。
なんとも見事なんである!!
一頭が上に一本の糸を張ったかと思うと次々と列をなして後へ後へと続くのだった。
糸は縦横無尽にネットが張られていくのだ。
何もない空間をまるで宇宙遊泳をするがごとく動き回る子蜘蛛たちがいた。
ちがうのだ。スポットライトを当ててみてはじめてわかった。
そこは何もない空間ではなかった。みごとに張り巡らされたネットワークがあったのだ。
▼私のなかに「なんために団居をするのか」に答えるあらたな仮説がうまれた。
「団居は、子蜘蛛たちが巧みに糸を操るための集団訓練、学習である」
あの『クモ学』によれば、クモは何種類もの糸を出すらしい。
それを実際に出してみて使ってみて実習するのである。
それも仲間と一緒に連携しなからやってみて習得するのである。
貴奴のみごとな糸技を見せてもらいながら、思いついた仮説である。

16日(水)の朝になると、ほとんど天井にへばりつくようにして団居をしていた。
これは容器の天井であるが、それがなかったらどうだろう。
そう青天井、大空だ!!
つまりこれは「バルーニング」のときが来ていることではないか。
そう子蜘蛛たちは判断したのではないか。
▼では、どうしよう???
悩んでしまうな。
 私としてはもう少しこのケースのなかに居ていろいろ教えて欲しいんだけどなあ。
居てもらうのならエサも考えなければならないし…。
一部に残留してもらうという手もあるかな。
「バルーニング」のその瞬間を見せてもらう工夫はないものか?

昨日の夕方、貴奴(コガネグモ)のご機嫌をうかがいにいったら、みごとに巨大な獲物にありついていた。
これまたみごとな糸技だ!!
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