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あのコガネグモに「再会」した!!

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▼私は、今これを興奮気味に書いている。
私は、この6~7年のあいだにとても興味深い不思議な生きものに出会ってきた。
・ナイロン袋のなかでエサもなく261日も生き続けたコウガイビル
・水を数滴加えるだけで「乾眠」から目覚めたクマムシ
・自ら出す糸を使って巧みな「狩り」を見せてくれたコガネグモ
などである。
 いずれの「出会い」もが、ごくごく身近な場所でのことだった。
そのことはとてもアリガタイことであり、そのことにこそ深い意味があると思っていた。
▼昨日は早朝から少し興奮ぎみだった。
雨の中でもみごとな巣を作っていたゲホウグモに感動したからである。
赤い不思議な糸をつけた「卵のう」、「団居」、「蜘蛛の子を散らす」、レコード盤のような巣、速攻の「狩り」等々の観察ですっかりゲホウグモの大大ファンになろうとしていた。
 そのときだ。ほんとうの驚きと興奮が訪れたのは。
 ちょうど一年前に偶然の「出会い」でみごとな「狩り」を見せてくれて、「クモの世界」に興味をもつきっかけを与えてくれたコガネグモに「再会」したのだ。
 昨年の場所よりもっともっと身近でだ。
 雨があがったので、少し久しぶりに定期コースを朝の散策に出かけようとした。そのときだ!!
距離にして20m~30mだろうか。
数秒歩いただけだった。なつかしい貴奴がいたのだ。
もちろん去年の貴奴ではない。でもアタリマエだが顔つきも姿かたちも去年のままだった。
もうこれだけで感動は絶頂だった!!
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▼これで終わらなかった。実は、もっと驚き、感動するものを見てしまったのだ。
そこから数m離れたところにもう一匹のコガネグモを見たのだ。
最初に見たより大きい、さらに例の八の字の「かくれ帯」もはっきり見える!!
なんということだ。
 もう生涯出会うこともないだろうと思っていた貴奴に、それもWで「再会」するとは!!
 この夏休みが滅茶苦茶楽しみになってきた。
 なにしろ、「どうしているだろう?」と思ったら数秒で観察できるところに貴奴等はいるのだから。
▼「再会」したコガネグモばかりに興奮しておれなかった。
ゲホウグモの「団居」にも昨日変化がおきた。
昼に見たときには確かにより密に子蜘蛛たちはかたまっていた。
晴れていると思ったら、夕立があった。
夕立が終わった後しばらくして見に行くと「団居」は解体していた。
南天の木の上の方を見ると細い糸が風に揺れていた。
この糸をつたって天をめざしたのだろうか。
最後列の子蜘蛛たちがまだ糸につかまっていた。
またしても「バルーニング」の瞬間を見逃してしまった。
もうひとつ「卵のう」が残っている。
チャンスはまだもう一回ある!!
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