まだまだ続く大賀ハスの「ふしぎ!?」
▼「あこがれの4日間」!!
などという言葉を私はいつから使っているのだろう。
7年目になる【大賀ハス観察日記】を見ながらふり返ってみた。
種子から育て最初にひとつだけ開花した2009年度から使っているようだ。
とてもお気に入りの言葉だ。
ハスの花は四日間だけ開閉を繰り返し散っていく。
それはまるで人生のステージが4つ(「幼」「青」「壮」「老」)あるように。
▼今年の第3号大賀ハス「あこがれの4日間」の四日目は、先日の日曜日(2014/07/06)だった。
早朝よりとなりの第4号と同じように開花した。
少し異変が見えだしたのは11時ごろだっただろうか。
12時過ぎには花びらはすべて散ってしまった。
花びらが散ると同時に雄しべがハラハラと目の前で散り始めた。
▼例によって、散った花びらを集めて黒い画用紙の上にならべてみた。
いちばん大きい花びらで13cmぐらいの長さがあった。
枚数は、萼との区別が私にははっきりしないが「21枚+1」としておく。
雄しべもいつもと同じ処理をした。257本あった。
なんとすごい数だ!!
花びらも雄しべもできるだけ入念に回収したつもりだが、未回収があるかも知れない。
【2014年第3号大賀ハス】
●花びら 21枚+1
●雄しべ 257本
▼それで私の大賀ハスの「ふしぎ!?」はどこまできただろう。
目の前で定刻通り雄しべがハラハラと落ちる光景を見たのはやっぱり「ふしぎ!?」だった。
どんな「目覚まし時計」が仕込まれているのだろう?
どんな「からくり」になっているのだろう。
花びらの散る順番にどんな意味があるのだろう?
花びら開いて行く順番との関係は?
この「からくり」にどんな物質が、どんな物理法則が関与しているのだろう?
「ふしぎ!?」は深まる一方だ。
幸い今年は、インターバル撮影「レコロ」が記録化してくれている。
それを見ながら
さあ ゆっくり急ごう!!
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