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新・「自由研究」のすすめ試論(101)

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▼はやくも7月は終わりだ。
楽しいひとときというものはどうしてこうも早く過ぎていくものだろう?
これこそ不思議だ。
 新・「自由研究」のすすめ試論(100)を書いてから一ヶ月近くも立ってしまった。
そこまでの今年の試論の文脈はこうだった。
16年前の「自由研究」のすすめの再提案→そのための再吟味→「自由研究」の源流を追う。
大ざっぱ言うとこんなところだった。
▼そこでまずは自分自身が「自由研究」を展開してみて、そのなかでわかったことをふまえて「自由研究」のすすめを再提案してみようと思った。
 ところがやりはじると面白すぎて、最初の意図などすっかり忘れてしまっていた。
こんなのを「ミイラ取りがミイラになった」と言うのかな。
まずは、とりあえずこの一ヶ月のあいだに気づいたこと、そうではないかと思うことをアトランダム書き出しておく。
自分のための「覚え書き」だ。
▼まずは

(1) ほんとうの「ふしぎ!?」は身近なところゴロゴロある!!

ということだ。
 もしも、こんな拙文を読んでくれている人の中に「自由研究」のネタを捜している人がいるなら、そんな人にぜひこれは伝えたい。
 あなたが「自由研究」というコトバでイメージしているものを0にしてみよう。
あなた自身の「ふしぎ!?」の謎解きをするのが「自由研究」なんだ。
借りものの「ふしぎ!?」だったり、人まねの「ふしぎ!?」でなく、あなた自身「ふしぎ!?」だ。
 我田引水の話をしよう。
 この一ヶ月夢中になって観察を続けてきた「大賀ハス観察池」。とんだアクシデント(失敗!?)で新たな展開になってしまった。第4大賀ハスの果托のみが大きくふくらみはじめた。
果托を支える茎は、いちどは下に折れ曲がろうとして、再び上に曲がってきた。
それはまるで落ちてしまう種子を抱え上げるかのようだ。
貴奴は生きている!!なんで落ちそうなことがわかったのだ「ふしぎ!?」だ。
そんな目でみたら身のまわりは「ふしぎ!?」でいっぱいだ。
身近なところにある「ふしぎ!?」ほど面白い!!
これもまた事実だ。
▼あれ?またまたこだわりはじめている。
くどい!!
ほんといつまでも治らぬ悪いクセだ。次へ行こう。

(2) 記憶せずに記録せよ!!

どこかで聞いたようコトバだ。あのウメサオタダオの言葉だ。
これが「研究」の鉄則中の鉄則だ。
実験・観察からはじめる「研究」には、もっとも大切なことだ。
「クモ学」に夢中になった一ヶ月でもあった。まだまだ「クモ学」の入口にさしかかったところだ。
さんざん失敗してきた。
「面白い!!憶えておこう!」
これだ。これで散々失敗をしてきた。そのときはこんな面白いこと忘れるはずはないと思う。
だから、次の面白いことへと向かう。
これではせっかくの面白いことをツナグことができない。
ともかく「面白い!!記録しておこう!」
メモ書きでいい、それも邪魔くさければデジカメだ。
デジカメは日時も記録してくれるから、後でとても有効な「記録」となる。

今年、11頭目のコガネグモにであった。10頭目までとは違った場所にいた。
川に面してネットを張っていた。「記録」した!!

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