« 新・「自由研究」のすすめ試論(92) | トップページ | 2014年7月のオンライン「寅の日」は #traday »

新・「自由研究」のすすめ試論(93)

Dsc_6772
Dsc_6897
▼ちょっと硬そうなミニトマト!!???
やっと我が家の畑でこいつをみつけたのは先週の土曜日だった。遅れたジャガイモ掘りをしているときだった。
ずっとずっと捜していたものだった。
ミニトマトではない。ジャガイモの実だ!!
それにしてトマトの実に似ていた。やっぱりそうなんだ、トマトもジャガイモもナス科で同じ仲間なんだ。
だから「やっぱり」なんだ。
 普通はジャガイモは花が咲き出したら、イモに栄養がいくように摘め!!と教えられてきた。
でも、毎年いくらかは花を残してくれるように頼んでいた。
 いつかはこいつに出会えるだろうと。
そして、やっと「やっぱり」出会えたのだ!!
▼ずっとずっと観察しておれば出会える確率はふえてくる。昨年のヒガンバナの種子と出会いもそうだった。
ならば多くの観察者の眼を通せばどうだろう。
「ふしぎ!?」の謎解きは新たな展開が期待できるのではないだろうか。
それを、これからの「自由研究」に活かすことはできないだろうか。
▼これからの「自由研究」に関する提案
(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
(2) インタラクティブな研究の可能性を追求する。
(3) 遠隔地との共同研究を実現する。
はいずれもが「方法」に関することであった。
 「方法」の進化は、コンテンツ(なかみ)にも変化をもたらすことができるのではないだろうか。
徹底して、私の小さな「ふしぎ!?」にこだわり続けそれを追いかける。
ひとりの観察、実験だけでは不可能だったことも、研究を(1)~(3)の「方法」でやることで可能になることもあるではないだろうか。
できるだけ多くの「定点観測」があれば、見えてくる「世界」があるかも知れない。
できるだけ多様な「知恵」が集まれば、まったく新しい「科学」が生まれるかも知れない。
▼あまりの大風呂敷はこれぐらいでやめておこう。
それよりもそう考えるだけでも十分楽しい!!
究極 めざすのは、コンヴィヴィアル(共愉的)な「自由研究」!!
多くの人と一緒に楽しむ「自由研究」だ。
「研究」すること自体が楽しくなるもの。
これがこれからの「自由研究」だ。

それであってこそはじめて、私の「ふしぎ!?」は一生モノの「私の科学」になる。

さあ、今日の大賀ハスはどうだろう?

 

|

« 新・「自由研究」のすすめ試論(92) | トップページ | 2014年7月のオンライン「寅の日」は #traday »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新・「自由研究」のすすめ試論(93):

« 新・「自由研究」のすすめ試論(92) | トップページ | 2014年7月のオンライン「寅の日」は #traday »