新・「自由研究」のすすめ試論(89)
▼昨日はとてもうれしいことがあった。
それは今年2番目の大賀ハスの花芽が顔を出してきたのだ。
やっぱり予想通り立葉とセットである。立葉を大きく広げて栄養をたっぷりつくり、次世代を生み出す花芽に送り込むという作戦なのだろう。見事な作戦だ!!
ありがたいことに今年は少なくとも2度「あこがれの4日間」を観察することができる。
▼今一度、保留したままになっている大賀ハスの「ふしぎ!?」を7年目になる「大賀ハス観察日記」からリストアップしてみた。
いくつもの「ふしぎ!?」を保留のままにしていた。
元々一粒の実から出発しているから数々の「ふしぎ!?」があった。
ただただ観察をつづけるしか方法を持ち合わせていなかったから、「ふしぎ!?」に対して立てた「仮説」もそれを確認する術もなかった。
それでもけっこう面白かった。
▼なかでも「あこがれの4日間」に関する「ふしぎ!?」が興味深かった。
・なぜ4日間だけなんだろう?
・4日間はどのように記憶されているんだろう?
・5日目、6日目ということもあるのだろうか?
・第一日目の開花がはじまる時間はほぼ一定である。
まるで「目覚まし時計」がセットされているように。その「からくり」は?
・花弁はある一定のルールに従って順番に開いていっていように見える。
閉じるときはその逆のように見える。
はたちして「一定のルール」とは?開閉の「からくり」、そのシステムは?
・この開閉に関しての先行する研究は?
等々である。
▼この観察の強い味方になってくれそうな道具を今年は手に入れた。
はじめて使うからうまく使いこなせるかわからない。
準備を急ぎたい。
もう第一の花芽(つぼみ)は花茎をのばすだけでなく膨らみはじめた!!
| 固定リンク
コメント