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「5.30」あれから30年が…[山崎断層地震]!!

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▼昭和59年(1984年)5月30日午前9時39分
ちょうど30年前の今日だ!!私たちが暮らす大地は動いた。
「山崎断層」名前は知っていた。それが「左横ずれ断層」であり、断層地形のことについても少しは知っているつもりでいた。
 しかし、それをほんとうに知ったのはこの日だったかも知れない。
この日からぜひとも『大地の動きをさぐる』「地震」の授業ではこれを扱いたいと思った。
▼「3.11」と前後する2010年度、2012年度2回、冬休みの課題(中学一年生の宿題)として、この「山崎断層地震」の「記憶」の聞き取り調査を実施した。
 いずれの年のレポートにも驚いた。
「記憶」はきわめて鮮明であった。
発生した時間帯が学校の授業時間帯であったということもあるのだろう。父母が小中高の学生であったこともあるのだろう。それが何の授業であったかを含め、そのとき「花瓶がたおれた」ことまでくわしく記憶されていた。
お正月ということで祖父母等(当時の大人)からの聞き取りもできたようだった。
「記憶」の記録化の必要性・有効性を強く感じた。
▼関東大震災(1923年)を経験した寺田寅彦は晩年(1935年没)まで数々の科学エッセイで「天災は忘れた頃にやってくる」の警鐘をならしつづけた。
 例えば『津浪と人間』では次のよう言っている。

しかし困ったことには「自然」は過去の習慣に忠実である。地震や津浪は新思想の流行などには委細かまわず、頑固に、保守的に執念深くやって来るのである。紀元前二十世紀にあったことが紀元二十世紀にも全く同じように行われるのである。科学の方則とは畢竟(ひっきょう)「自然の記憶の覚え書き」である。自然ほど伝統に忠実なものはないのである。

「山崎断層地震」はまた起こるのである。必ず起こるのである。
それはアタリマエのこととして起こるのである。
だって、私たちが今その上で暮らす大地はそれを繰り返しながらかたちづくられてきたのだから。
 寅彦は次のようにも言っていた。

残る唯一の方法は人間がもう少し過去の記録を忘れないように努力するより外はないであろう。

▼ここに防災・減災への大きなヒントがあった。
もちろん
「1.17」
「3.11」
けっして忘れてはならい。それを忘れた「未来の設計」は砂上の楼閣である。
同様に山崎断層のうえで暮らす私たちにとっては
「5.30」はけっして忘れてはならないのである。
「5.30」を語り継いでこそ未来は拓ける!!
あれから30年目の朝、強くそう思うのである。
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