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現代理科教材発展史「究極のクリップモーター」(7)

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▼昨日(2014/04/01)は、まだまだ野に「ホシノヒトミ」が輝いていた。今満開の桜とはまたちがった美しさである。
 そのすぐそばに、「ホシノヒトミ」が花を脱いでからちょうど5週目(2014/02/25花は散った。)の「オオイヌノフグリ」が輝いていた。
 私には、この植物の名前を花が咲いているときは「ホシノヒトミ」とよび、実になったときには「オオイヌノフグリ」とよぶほうがよほど「科学的」だと思うのだがどうだろう。
▼年度をまたぐかたちになってしまったが、まだまだ『究極のクリップモーター』のルーツを追っていた。
多くの人のお世話にながら、元祖「クリップモータ」の情報を手に入れることができた。
こんなときつくづく感じるのは、ヒューマンネットワークのありがたさだ。
お世話になったみなさんに深謝。
▼今、私が知る範囲でのもっとも古い情報である。
それは『理科ノート3』(編集発行 理科教育研究会 72.7.9発刊)p28に記載されていた。
・「簡単なモーターの作り方」西陵商(商業科) 町田 達朗 
このときは、最初から磁石をセットしておくのでなく磁石を近づけてまわすという提案だったようだ。
以下のように書かれていた。
 

5.コイルに磁石N,Sを近づけると回り出す。
   (図略)
   但し、N,又はS極一方がなしでもよい。非常に簡単に作れ、モーターの原理がよくわかる。

なお、『理科ノート』については、今回もたいへんお世話になった愛知物理サークルサークル紹介のページにくわしい。
▼ではここまでで私にわかっている範囲での『究極のクリップモーター』の歴史を時系列にならべてみる。

●1972年(昭和47) 『理科ノート3』(編集発行 理科教育研究会 72.7.9発刊)「簡単なモーターの作り方」(P28~29 町田 達朗)

●1975年(昭和50) 『理科教室』(vol.18 1975年4月号p34~38) 楽しい理科工作『クリップモーター』 川勝 博

●1984年(昭和59) 台なしクリップモーター(楠田)(後に『究極クリップモーター』)はじまる。

●1986年(昭和61) 物理教育国際会議(東京)で愛知物理サークルが紹介

●1988年(昭和63) 『いきいき物理わくわく実験』(愛知・岐阜物理サークル編著 新生出版 1988.5.15)「クリップモーター」(林熙・飯田)( P208~209) 

●1988年(昭和63) 科教協全国研究大会大会(北海道・札幌市)「実験・観察物づくり分科会」で「『究極のクリップモーター』づくり」を発表。『究極のクリップモーター』命名!!(1988年11月臨時増刊号『理科教室』)

●1998年(平成10) 『たのしくわかる物理実験事典』(左巻健男/滝川洋二=編著 東京書籍 1998.9.17)「究極のクリップモーター~最もシンプルなクリップモーター~」(楠田 純一 P361~363) 

●2002年(平成14) 『おもしろ実験・ものづくり事典』(左巻健男・内村浩編著 東京書籍 2002.2.28)「究極のクリップモーター~だれにでも簡単に回せるから「科学」だ~」(楠田純一 P217~219)

詳しいところはまだまだこれからである。
「クリップモーター」に関する情報あればよろしくお願いします。

(つづく)

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