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本日(2014/04/25)、第64回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼やっぱり気になるのはクモたちのことであった。
朝から忙しなくネットを張るやつ、曰くありげに脚の先が緑色をしたやつ、できるだけスリムな態勢をとって獲物を待つやつなどいろいろなやつがいた。それぞれが生きていた。毎日の散策コースははやくも「クモ観察園」となっていた。
今年もクモたちの「ふしぎ!?」を楽しめそうな予感がしてきた。
▼本日(2014/04/25)は、第64回オンライン「寅の日」である。
4月のテーマは、「寅彦の観察眼」に学ぶことであった。2回連続して「蓑虫」の観察をやって、今回は「蜂」であった。

◆第64回オンライン「寅の日」

●「蜂が団子をこしらえる話」(青空文庫より)

▼これまでもずっと思ってきたことであるが、寅彦の「観察眼」のするどさもさることながら、それを表現する「文章力」の巧みさに惹かれてしまうのである。今回もそれを痛感した。
 何気ない庭での虫たちの観察の話から、いつしか「寅彦の世界」にひきこまれてしまっているのだった。

 私は毛虫にこういう強敵のある事は全く知らなかったので、この目前の出来事からかなり強い印象を受けた。そして今更のように自然界に行われている「調節」の複雑で巧妙な事を考えさせられた。そして気紛れに箸の先で毛虫をとったりしている自分の愚かさに気が付いた。そしてわれわれがわずかばかりな文明に自負し、万象を征服したような心持になって、天然ばかりか同胞とその魂の上にも自分勝手な箸を持って行くような事をあえてする、それが一段高いところで見ている神様の目にはずいぶん愚かな事に見えはしまいか。ついこんな事も考えた。

というような具合だ。
 蜂が毛虫を団子にする話を読みながら、私はあの「コガネグモの狩り」に遭遇したときのことを思いだしていた。
▼ともかく面白い!!
だんだんと「それでは自分でも観察してみよう」という気にさせられるのだ。
そして最後にちゃんと落ちをつけてくれている。

虫の行為はやはり虫の行為であって、人間とは関係はない事である。人として虫に劣るべけんやというような結論は今日では全く無意味な事である。それにもかかわらず虫のする事を見ていると実に面白い。そして感心するだけで決して腹が立たない。
そして続けて言う。
私にはそれだけで充分である。

と。さらに続けて

私は人間のする事を見ては腹ばかり立てている多くの人達に、わずかな暇を割いて虫の世界を見物する事をすすめたいと思う。

なんとこれぞ寅彦流「自然観察のすすめ」ではないか!!
「よし!!私も…」と思ってしまうのだった。

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コメント

楠田純一先生、お久しぶりです。
鈴木勝浩です。
アシナガグモ科のクモですが、
種まで同定できません。
これからも、楽しみです。
よろしくお願いします。

投稿: 鈴木勝浩 | 2014/04/25 20:44

鈴木勝浩さん
お世話になっています。
今年もクモの世界の観察はじまりました。
アシナガグモ科にもほんといろんなやつがいるようですね。またよろしくお願いします。<(_ _)>

投稿: 楠田 純一 | 2014/04/28 17:49

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