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現代理科教材発展史「究極のクリップモーター」(5)

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▼私の持病「ばっかり病」にも幾種類かのパターンがある。
それは「ばっかり病」と呼ぶにはあまりにも慢性化してしまい、むしろ「生活習慣病化」しまったものがいくつかある。その典型のひとつが「雲見」だ。
 気づいたら、いつものその位置に立ち、空にカメラを向けていた。
昨日もそうだった。
 空・雲にも季節がある。アタリマエのことだ。
まちがいなく春の空!春の雲!だった。
▼「究極のクリップモーター病」の方もまだまだ続いていた。
先日の日曜日、また わかる授業「日曜会」に出かけた。毎回、いろんな私の知らなかった「私の科学」に出会え、たくさんのネタを教えてもらえる楽しみな会である。
 今回は、このクリップモーターの小学校の実践を教えてもらった。
「究極のクリップモーター」は今も進行形で進化を続けていた!!
より安定して回るようにとクリップを電池に貼りつけるかわりに電池ボックスを利用していた。
電池ボックスの端の金具そのものを立てるのである!!
なんともすごいアイデアだ!!言わば「電池ボックス型(クリップ)モーター」だ!!
▼より簡単にどの子どもにも「回った!!回った!!」のあの感動を味わわせてたい。
その願いがいろんなアイデア・工夫を生む。
少し「歴史」にもどろう。

●1988年(昭和63) 科教協全国研究大会大会(北海道・札幌市)「実験・観察物づくり分科会」で「『究極のクリップモーター』づくり」(楠田純一)を発表。『究極のクリップモーター』命名!!(1988年11月臨時増刊号『理科教室』)

 これ以降、「究極のクリップモーター」として私自身が書いたもので追いかけてみる。
それからちょうど10年後

●1998年(平成10) 『たのしくわかる物理実験事典』(左巻健男/滝川洋二=編著 東京書籍 1998.9.17)「究極のクリップモーター~最もシンプルなクリップモーター~」(楠田 純一 P361~363) 

を書いていた。ここではほぼ10年前の提案を繰り返していた。
特に、これが「最もシンプルである」ことを強調していた。
▼さらに続けて、その4年後繰り返し書いていた。

●2002年(平成14) 『おもしろ実験・ものづくり事典』(左巻健男・内村浩編著 東京書籍 2002.2.28)「究極のクリップモーター~だれにでも簡単に回せるから「科学」だ~」(楠田純一 P217~219

 ここでは、授業だけでなくその後いろんなところで「究極のクリップモーター」を紹介し、実際につくってもらうことで、これは「だれにでも簡単に回せる」と強く確信をもったので、そのことを強調して書いた。
 たとえば次のようにも書いていた。
 

「念力」や「ハンドパワー」で回るのでなく、「科学の力」で回るのだから、だれがやっても絶対に回るはずである。失敗しても簡単にあきらめず、何度も挑戦してみよう。(同書 P218)

こう書いてからでも12年が経過した。
今では、小中の教科書や各種実験書、ネット情報などにもアタリマエのように登場するようになった『究極のクリップモーター』にもやっぱり「歴史」があるのである。
 今もまだ進化しつづける『究極のクリップモーター』。
まだまだ私の知らない「歴史」があるはず。
まだもう少しつづけてみよう。

(つづく)

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