Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(6)
▼私は、その小さな小さな「ふしぎ!?」にこだわっていた。
雨は夕方までにはやんでいた。「ホシノヒトミ」もそのことはよく知っていた。
だから、元々こんな日は最初からヒトミを開いたりはしていなかった。
私が今追いかけている小さな「ふしぎ!?」は、「ホシノヒトミ」「ハタケノクワガタ」から「オオイヌノフグリ」へのプロセスだ。ほんとうにそうなるのだろうか。
花を脱ぎ捨てた子房部は雨でべったりと他の草にはりついていた。
これでほんとうに…。
▼授業で久しぶりに『天気の変化』について話題にした。教科書の「黄砂」のページをあけて、「黄砂」「PM2.5」「偏西風」「天気は西から」に少しだけ触れた。
毎日の授業では、授業ノートに天気記号を書いたりして、いつも少しは「天気」を意識するようにはしているが、なかなか話題にするところまではいたっていない。
「南岸低気圧」「大雪」「黄砂」「花粉情報」「春一番」等々次から次へと『天気の変化』の学習に関連した話題にことかかない。
それは、私たちが「大気の物理実験室」にくらしているのだからアタリマエ!!
だからこそ思いついた構想だった。
いつでも、誰でも、どこからでもはじめることができる学習テキスト
◆Webテキスト『天気の変化』!!
▼しばらく途絶えていたWebテキスト『天気の変化』の可能性を考えること再開したい。
それは、明日ファラデーラボ3周年記念企画で三浦郁夫さんのお話を聞く機会があるからだ。
せっかくの機会だから、少し自分の頭のなかを整理しておいて聞きたいと思う。
・Webテキスト『天気の変化』のねらいは
・より具体的イメージは
・実現の可能性は
・すでに実現している取り組みは
・実現のための課題は
とは言うもののなかなか頭のなかの「整理」はすすまない。
こんなときはアリノママで人の頭を借りるのか一番なのかも知れない。
▼ずいぶん以前になるが三浦さんから、ネットを介して『ひまわり学習』というオンライン学習会を開いて教えてもらっていたことがある。
今見たら、15年(1999年)も前のことだ。前世紀だ。
今から考えると、ずいぶん先駆的なことをやっていたものだ。今話題の「反転授業」などとも相通ずるところがあるのかも知れない。
今見返しても、あのときのワクワク感が蘇ってくる。
ここになにか、「これから」にヒントとなることがあるような気が…。
(つづく)
| 固定リンク
コメント