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2014年3月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼やっぱりこれは「ホシノヒトミ」と呼ぶ方がふさわしいと思った。
また別の地域では「ハタケノクワガタ」(和歌山)と呼んでいたという。なんとするどい観察眼だ。
あらためて古の人の観察眼に感服する。
 花は「一日花」で虫たちがやってこなかったら、夕方になるとめしべの両脇に立ったおしべが寄り添ってくるという。そして何日か経って「ホシノヒトミ」「ハタケノクワガタ」は「オオイヌノフグリ」になるという。
 毎年見続けているのに、恥ずかしながら私は自分の眼でこの一部始終を確かめたことない。
「今年こそ…」ときめた。
 それにしても、やっぱり寅彦のあの言葉がでてしまう。
「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」
▼そんな寺田寅彦の遺してくれたエッセイをオンラインで読みはじめてこの3月で2年が終わる。
「寅の日」は12日に一度巡ってくる。だから単純計算で2年で60回ということになる。
61回になるのは、二年目から寅彦の命日(12/31)には最晩年に書いた『日本人の自然観』を読むと決めたからである。
3月は2回ある。
◆第60回オンライン「寅の日」…3/08(土)
◆第61回オンライン「寅の日」…3/20(木)
である。
▼では2年目最後の月、3月に何を読むかずいぶん迷った。
3月と言えば「3.11」の月だ。
3.11以降寺田寅彦が注目されよく読まれているという。それは、きっとあの有名な警鐘『天災は忘れた頃にやって来る』故であろう。私がオンライン『寅の日』を思いついたのも多分にそのせいでもある。
 私は、寅彦が晩年に書いた『津浪と人間』、『天災と国防』、『日本人の自然観』の三つの作品を勝手に

「天災は忘れた頃にやって来る」三部作!!

呼ぶようにしている。これもよく知られているように寅彦の書いた文章のなかに「天災は忘れたころにやって来る」という言葉はみられない。後に中谷宇吉郎がまとめたものてある。
 しかし、その言葉の意味するところをより具体的にこの三部作が語ってくれている。
「これから」なすべきことも含めて。
 この三部作は2年間のあいだに何回か繰り返し読んできた。
これは、3年目以降も続くだろう。
 続けるぞ!!という意思表明も込めてあえて3月は別のものを読むことにする。

今年に入ってからの続けているテーマ
詩(歌・俳句)の世界と「科学」の世界
を引き継いで次の2つを選んだ。

■2014年3月オンライン「寅の日」
◆第60回オンライン「寅の日」…3/08(土)『俳諧瑣談』(青空文庫より)
◆第61回オンライン「寅の日」…3/20(木)『夏目漱石先生の追憶』(青空文庫より)

▼2年間のあいだには、自分の中でオンライン「寅の日」だけでなく、オフライン「寅の日」の発想も定着してきた。
オフライン「寅の日」こそ、「寅の日」の本義であることも気づきはじめてきた。
人に直接会って、その人の「私の科学」に学び、楽しむ。
これは至上の喜びでもある。
 2年目最後の月のオフライン「寅の日」も大いに楽しみたい。
一緒に楽しんでくれる人 よろしくお願いします。

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