新・私の教材試論(99)
▼いつもの「雲見」に青空がなかった。
これが話題のPM2.5か!?
待てよ、そのPM2.5ってそもそもなんなんだ。それはどんな小さなスケールの物質なんだ。
1マイクロメートルって0.001ミリメートルであっているかな。
そんな小さな小さなものが見えるのかな?雲粒とのスケールのちがいは?
白く見えているのは何!?
またまた小さな「ふしぎ!?」が…。
▼知識と知ってもなおかつ「ふしぎ!?」ことがある。
「電流」と「磁界」の関係もそんな「ふしぎ!?」のひとつだ。
その「ふしぎ!?」の鮮度を失うことなく理解を深めていくような教材こそ「すぐれた教材」と言えるだろう。
36年の歴史をもつ「パスカル電線」こそその典型であることは前回述べた。
▼私にも少しだけ自信もってお薦めできる「定番」教材がある。
それが『究極のクリップモーター』だ。
「台なし」で、電池に直接磁石をつける「究極」が誕生してちょうど今年で30年である。
◆『地下茎 26号』P11 闇市開業「もっと簡単になったクリップモーター」
▼先日、小学校5年生の教科書を見せてもらった。
そこに登場していたのもこの『究極のクリップモーター』だった。
これまでにも何度か、この『究極のクリップモーター』の歴史を追う試みをやったが、毎回中途半端になってしまっていた。
そこで、今回こそ少し本気でその歴史を追ってみようと思う。
そもそも30年前にすでに存在した「クリップモーター」は、誰がいつはじめたものなんだろう?
それが知りたい!!
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