新・私の教材試論(89)
▼大賀ハス観察池にも雪が積もっていた。蓮根の植え替えから45週目だった。
こんなに雪が積もったのは今季最高であった。
年がら年中観察しているものがもうひとつあった。
ヒガンバナだ。ヒガンバナ定点観測地AもBも雪に埋もれていた。
ついでに気になり出した例のミノムシも見た。
こちらにはつもってはいなかった。そもそもがつもりにくそうにデザインしてあった。
それにしても美事だ!!
▼「新・私の教材試論」「3K1Aの法則」を続ける。
第二のK(簡単)まで具体例をあげてきた。次は第三のK(きれい)である。
これは美事さとも関連していた。
「自然は最高の教科書!!」
「子どもは最高の指導書!!」
繰り返し、繰り返し呪文のように唱えてきたところである。
「最高の教科書」である「自然」は、元々美事なものなのである。
それを切り取って教室に持ち込もうというのが「教材」である。
できるだけその美事さが保持されたものがいい。可視化されたものがいい。
▼第二のKまでとくらべるとやや抽象的な話になってしまう。
具体例も千差万別いろいろある。
きわめて主観的なところもある。教師が「きれいだ!!」と感じるものだ。
私の場合で咄嗟に思い浮かべたものをあげてみる。
話の流れから行くとなんか異質な感じがするかも知れないが、私にはこれほど美事に自然を写し取ったものはないように思う。
だからとても「きれいだ!!」
▼またしても話は飛躍する。
次に想起したのは
だ。
生徒の反応が面白い。
「(゚o゚)ゲッ!! キモー!!」が「へー」「へー」の連発になり「うまいこと…」になり、
最後は
「きれい!!」に変わる。それだ…
最後は、それを使って授業をしたこともないけれど、最近出会って「すぐれた教材」の予感がしたものということであげておく。
ちょうど一週間前だ。これを見せてもらってお話を聞かせてもらったのは。
面白いと思った。「ふしぎ!?」だとも思った。
これはとてもすばらしい「教材」になる可能性を持っていると確信した。
なによりも
きれい!! だった。
こうしてあげていけばいろんなものが該当しそうな気がする。
それだけ「最高の教科書」=「自然」がきれい!!に(美事に)できているということだろう。
(つづく)
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