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新・私の教材試論(88)

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▼今さら言うのも変な話だが、つくづくと最近そう思うようになった。
世の中は「ふしぎ!?」に充ち満ちている。
 ひょっとしたら、私は何も知っていないのではないか。浅学であったことは認めるがそれだけだろうか。
雪がチラチラ舞う寒い空だった。冬に逆戻りしたかのような1日だった。
そんななかでも、地面には「ホトケノザ」の花が咲いていた。
図鑑によると花期は3~6月になっていた。ほんとかな!?
昨年末から見かけるけどな。見かける度に花びらの模様に「ふしぎ!?」を感じてきた。
虫たちにはこれがどう見えるのだろうか?
今、見かけるのは単なる「あわて者」なんだろうか。それとも…?
考え出したらきりがない。次々と「ふしぎ!?」が…。
▼「ふしぎ!?」の謎解き訓練が理科の授業だとしたら、その訓練にもっともふさわしいネタがあるはずだった。
それこそが「すぐれた教材」の名に値するのであろう。
 「3K1Aの法則」の第二のK(簡単)。その具体例を続ける。

■新・新マグデブルク半球(究極のマグブルク半球!!)


「マグデブルク半球」の実験。科学者(当時そうよんでいたかは?)でありマグデブルク市の市長であったゲーリケが、この公開実験をはじめて行ったのは1654年、今から360年も前のことだ。金属半球をふたつ合わせて中の空気を自ら発明した「真空ポンプ」で抜いてしまい大気圧の大きさを見せた。両方から馬8頭、合わせて馬16頭でひっぱったという。
「真空」の存在を知らしめ「大気圧」のすごさを示す大実験だ。
▼この復元実験ができたら面白いだろうなと思った。
しかし、それはふつうの授業では叶わぬことだった。
 いつのことだろう。この実験を身のまわりにあるもので簡単にできると教えてもらったのは。
台所にあるあのサラダボールをふたつ合わせて、なかでアルコールを燃やして、冷やして「真空」をつくるという。
ぬらした厚紙をパッキンとして使うという。(本物はけものの皮を使用したようだ。)
すごい!!と思った。
これぞ「新・マグデブルク半球」と思った。自分でも授業で取り入れた。
 
一方、吸盤も「大気圧」を学習するとき、すぐれた教材だと思っていた。
それも大きな吸盤がよかった。ひとつは友人から分けてもらっていた。使っているあいだに取っ手がこわれてしまった。それぐらい使い込んでいた。「ガラス屋さんで入手可能」と聞いていたのでいろんなところに問い合わせていた。
ネットのWebページにあげて情報を待っていた。
そしたらとてもうれしい情報が舞い込んだ。それは工場なのでプロか使うものだった。
●サングリップ(ワンタッチ吸盤)

さっそく手に入れて見た。
▼さすが現場のプロが使うものだ。すごくしっかりしていた。
せっかくだから2つをセットで入手した。
これまでどおり、まずは「吸盤」としてその威力を楽しんだ。
次にふたつを合わせてみた!!
意図も簡単に「マグデブルク半球」ができあがった。ゴムだからふたつ合わせてぎゅっとおせば「真空」は実現した。
きわめてダイレクトだ!!シンプルだ!!
原理・原則がむき出しだ。私はこれを「新・新マクデブルク半球」と名付けた。
 さらにはこれを「究極のマグブルク半球」とよびたくなった。

(つづく)
 

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