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新・私の教材試論(87)

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▼校庭のケヤキの枝に雪が積もっていた。
寒い!!
しかし美しいとおもった。頭のなかでさらにさらにズームアップしてあの雪の結晶を思い描いたら、さらに美しく見えてきた。
 「立春」で思いだしたのが中谷宇吉郎の「立春の卵」なら、「雪の結晶」でいちばんに思い出すのは中谷宇吉郎であった。
 あの「科学」を凝縮した名言「雪は天からの手紙である」
そして天然雪の観察からはじめて、世界に先駈けて人工雪の実験に成功した「雪」の研究。
ここにこそ「不易」の「科学」があると思った。
▼新・私の教材試論をつづける。
「3K1Aの法則」の第一のK(感動)の具体例は終わった。
次は第二のK(簡単)である。
 「簡単」であることそれは、シンプルであることだった。
シンプルイズベストだ!!
 たいへん手の込んだりっぱなものでも、必ずしもすぐれた教材になるとは限らない。むしろ複雑になることによって教材としての価値を損ねてしまう。それはあながちありがちなことだ。
 原理・原則がむきだしである方が説得力をもち、発展性もあるのである。

そんな具体例と言えばやっぱりこれがくるのである。

■究極のクリップモーター

「究極のクリップモーター」は授業で生まれた。
 ちょうど今から30年前だ!!
 今では「台無しクリップモーター」=「究極のはアタリマエになってしまい、教科書や実験書には定番として登場するようになっている。
 台無しにすることによって短時間に誰もが成功できるようになったのだ。
「回った!!回った!!」の感動を味わうことができるようになったのだ。
そうなるとさらにはその発展タイプもでてくるということになるのだ。
今は、さらなる「究極の究極!!」が登場しているのかも知れない。
 できるだけ早い機会に現代理科教材発展史『究極のクリップモーター』をまとめてみたいと思っている。
▼教科書や実験書に登場するようになったからと言って、全国の中学生がほんとうに自分の手でつくってみるという体験をしているわけではない。
 そこで、つくってみたのが
◆「究極のクリップモーター」を普及させる会
である。
 これも開店休業がつづいている。
30周年を機に再始動させたいものである。
ゆっくり 急ごう!!

<つづく>

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