生徒が選んだ「天気コトワザ」ベスト10 !!
▼今日ははやくも小正月だ。
昨晩は「とんど」だった。「とんど」の炎でお正月のしめ縄、書き初めなどをもやす。鏡餅を焼いて小豆がゆで今朝いただく。昨晩はぜんざいもいただいた。
こうして一年の無病息災、五穀豊穣を願うのである。地域によって少しかたちは違うかも知れないが、先人達の知恵の詰まった行事である。
ここに「科学」はないだろうか。
掬いとっておき長く長く伝えていきたい「常民の科学」は…。
▼私は、【天気の変化】の学習においても同じようなことを考えていた。
【天気の変化】の学習の究極のねらい「自分で天気予報ができる」に寄与できるものが、「天気コトワザ」にあるように思ってきた。
先人達がくらしのなかで蓄積してきたビッグデータ、観天望気の科学これを利用しない手はないと思ってきた。
【天気の変化】の学習を一通り終えたこの冬休みに、この「天気コトワザ」の収集を課題とした。
家の人に聞いたり、本やネットで調べてみて5つ以上報告してもらうことにした。
▼似たようなもので、少しだけ表現がちがうものは一緒にする。それでも70以上があがってきた。
そのうち人気の高かったもの「ベスト10」をならべてみる。(得票数)
1 夕焼け(の翌日)は晴れ (16)
2 ツバメが低く飛ぶと雨 (15)
3 日笠・月笠になると雨 (13)
4 朝焼けは雨 (10)
5 アリの行列見たら雨 (7)
6 煙が西に流れると雨 (7)
7 狐の嫁入り (6)
8 朝虹は雨 (6)
9 朝雨に傘いらず (5)
10 うろこ雲が出ると雨 (5)
次 雨蛙が鳴くと雨 (5)
▼【天気の変化】で学習したことと結びつけて考えてくれるとうれしいな。
学習でずっと使ってきた「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」「光は東から 天気は西から」とあわせて、一生使いモノになる「私の「科学」が生まれてくると滅茶苦茶うれしいな。
まずはどんどん使ってみることからはじめてみたいものだ。
<つづく>
| 固定リンク
コメント