« 【Web更新1/26】14-04 新・私の教材試論 等 更新!! | トップページ | 新・私の教材試論(83) »

【お薦め本】『データを紡いで社会につなぐ』(渡邉 英徳著 講談社現代新書)

Dscn2773
▼青空だ!!
風はまだまだ冷たい。しかし、雲ひとつない青空はなぜかうれしい。
どこまでも続きそうな青空。
しかし、ほんのわずかで限界である。そして「宇宙」へツナガル!!。
青空の範囲をはじめて知るときなんと「うすっぺらい世界」かと驚く。
垂直方向はすぐ限界だが水平方向にはとぎれることツナガッテイル!!
それが「青空」だ。
▼今年になって2冊目の【お薦め本】である。たいしてたくさんの本を読んでいるわけではない私が、なぜこのような【お薦め本】を書いたりするのか。
 それは、未来の私のための「記録」であるからだ。
今回は特にその要素が強い。私は2014年の1月にこの本と出会ってこう思った、ということをどうしても「記録」しておきたかった。
その本とは

■『データを紡いで社会につなぐ~デジタルアーカイブのつくり方~』(渡邉 英徳著 講談社現代新書 2013.11.20)

である。
「これだ!!」と思った。
▼なぜそう思ったのだろう。
例によってお薦めポイント3つあげておこう。
(1) 私にとっては未知のコトバが続出する。それをとてもわかりやすい文章で語られている。
(2)  「ビックデータ」とのつきあい方が、具体例をあげながらていねいに語られている。
(3) 自分でも「デジタルアーカイブ」をつくってみたくなるように語られている。

まずは、
(1) 私にとっては未知のコトバが続出する。それをとてもわかりやすい文章で語られている。
である。
最近、新聞テレビ等のメディアでも見聞きすることが多くなった。
そのコトバ。「ビックテータ」!!なんとなくわかっているようで、深くはわからないコトバだ。
「オーブンデータ」にしても同様である。
 それが、この本ではとてもわかりやく説明されていた。
それには私はふたつの理由あると思う。ひとつは、「はじめに」の出だしにあった。

この本は、データと社会の関わりについて知るための入門書です。編集者には、文系の高校生にもわかるような本を、と依頼されました。(P3)

「入門書」であることを一貫して意識された文章になっていた。
だからまったくのシロウトである私にもわかりやすいものになったのだろう。
もうひとつは、今度は「おわりに」あった。
 さて、本書はグーグル社のサービス「グーグルドキュメント」わ駆使して書き進められました。編集者だけでなく、登場する方々ともオンラインで原稿を共有しながら、書き進められています。このことによって、事実関係の誤りや、内容の足りないしころを、リアルタイムで補ってもらうことができました。(P267)

「等身大」「リアルタイム」がこの本の文章をとてもわかりやすく魅力的なものにしている。
▼さてふたつめのお薦めポイント
(2)  「ビックデータ」とのつきあい方が、具体例をあげながらていねいに語られている。
については
具体的には紹介されている具体例
「ナガサキ・アーカイブ」
「ヒロシマ・アーカイブ」
「東日本大震災アーカイブ」
等を見せてもらいながら読み進めるとよくわかる。
「ビックデータ」をこれからどう使うのか。どのようにつき合っていくのか。
「これから」を考える上でとてもヒントになることが多い。
それぞれの取り組みで一貫して繰り返し唱えていることがあった。
すべてに一貫していることがあります。それは技術だけでは人々に活用されないこと。技術を社会につなぐためには、人々が未来を託すゴールイメージが必要だと言うことです。(P264)

さらに次のお薦めポイント
(3) 自分でも「デジタルアーカイブ」をつくってみたくなるように語られている。
この本のサブタイトルは「~デシタルアーカイブのつくり方」です。
だからと言ってけっしてハウツー本ではありません。しかし、
結果的には副題の意図をみごとにはたしているように思う。
読み終えた今、私はシロウトであることを省みず、無性に自分でも「デシタルアーカイブ」をつくりたくなってきたのだ。
たとえば
「ヒガンバナ・アーカイブ」
「1.17アーカイブ」
さらに大きく
「【理科の部屋】アーカイブ」
等々。

最後に付け加えておく。
この本を読みながら、私は手前味噌ながら「Twitter的」を何度も想起したのだった。
※Twitter的=「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」「アクティブ」

|

« 【Web更新1/26】14-04 新・私の教材試論 等 更新!! | トップページ | 新・私の教材試論(83) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【お薦め本】『データを紡いで社会につなぐ』(渡邉 英徳著 講談社現代新書):

« 【Web更新1/26】14-04 新・私の教材試論 等 更新!! | トップページ | 新・私の教材試論(83) »