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新・私の教材試論(84)

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▼冬の青空に映える金柑だ。
その金柑の木のなかほどになんの変哲もないクモの卵のうがあった。おそらく昨年の大晦日近くまでこの木に姿を見せていたジョロウグモのものだろう。
 一月が終わろうとしているなんの変化もない。みえないところで何か変化がおきているのだろうか。
そんなこと考えながらついカメラを向けてしまうのである。
 昨年の衝撃的な貴奴(コガネグモ)との出会いがなかったらそうはしなかっただろうに。
▼新・私の教材試論を再開しながらも、はやくも少し頭が混乱してきた。
少し整理をしてみる。
ひとつめは
・はじめに文脈(コンテキスト)ありき
である。授業の文脈から独立させての「教材」など考えられないのである。
ふたつめは、教材に関する情報の入手についてであった。
全国の小中高等学校でほぼ同じ時期に同じような「教材」を使っての授業が展開されているのである。
その授業での情報をうまく交流できないものだろうか。
・「教材」情報をTwitter的(「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」「アクティブ」)に
▼「文脈」「情報」ときて三つ目である。
三つ目は、ときにはふたつめの「情報」にふくまれてしまうかもしれないが
「モノ」(素材=材料)である。文脈のニーズに応えて新たな実験のアイデアが浮かんだとしても、それを具体化するための素材・材料が手に入らなければ話にならない。
 これについては、以前に比べてずいぶん便利なってきた。
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 最近の私の楽しみのひとつに「100円ショップ」「ホームセンター」めぐりというのがある。
「これは使えるぞ!!」と思えるものがつぎつぎとみつかるのだ。いくら見て回っていても飽きることはない。
まるで「教材・素材宝庫」だ。かつて入手のため奔走したあの強力磁石が地方の「100円ショップ」で入手できるのだから…。
 素材入手事情も変わってきたものだ。
▼これで教材成立の三大要素が揃った。繰り返そう。
・「文脈」
・「情報」
・「モノ」(素材=材料)
だ。この三点セットも時代とともに変遷していた。
教材にも「不易と流行」がある。
今一度問いかえしてみよう。
教材の「不易」とは?
教材の「流行」とは?
  

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