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新・私の教材試論(81)

Dsc_5512

▼冬のタンポポは「けなげさ」と「したたかさ」を兼ね合わせ持っていた。
冷たい北風に抗して旅立つことを拒否していた。
まるで「まだ旅立ちは早い!!」の意志があるかがごとく…。
▼このタンポポがきわめてすぐれた教材だと思ったことがあった。
きまって5月の連休になれば「タンポポの研究」を課題としてきた。
しかし、それはあくまで光と水を求めてドラスティクな生きざまを追いかける【植物の世界】の授業の文脈のなかでこその話だと思っていた。

 すぐれた教材(コンテンツ)は、授業の文脈(コンテクスト)から生まれる。

と確信していた。だから教材だけが独立してひとり歩きをはじめるのはおかしいと思っていた。
▼だから今や定番中の定番となった実験・観察も、そのルーツをたどっていけばかならず、授業の文脈が存在した。それを知ることこそが「教材研究」の本来の意味だろうと思った。
 そして、なによりもその作業はとても面白いものに思えた。
▼そこで自分でも授業しながら、この作業を繰り返してきた。
それは今も続くのである。
この作業の中で手前勝手に「すぐれた教材の法則」もつくったのである。

最近になって「逆はないのだろうか?」と強く思いはじめた。
つまり
すぐれたコンテンツが、豊かなコンテクストを創る!!

これもありかも…。

(つづく)

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