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【授業】電気学事始めを考える!!

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▼私は電気の学習のはじまりというと決まって思い出すひとつのものがある。
平賀源内の「エレキテル」である。
「エレキテル」との最初の出会いは、ちょうど30年ほど前に読んだ次の文章だった。

  源内のつくったエレキテルは、いま東京の逓信博物館と香川県志度町の平賀家に残っている。
逓信博物館のものは、…
構造は簡単はかんたんであるから、すこしこんきのよい小学生ならば、つくれそうである。

(『磁石と電気の発明発見物語』(板倉聖宣編 国土社)P68より)

▼これを読んで触発された私は無謀、失礼を省みず逓信博物館に電話をし手紙を書いて連絡をとったのである。
この「エレキテル」の資料が欲しいと。(当時から無手勝流を私流としていたのだ。(^^ゞポリポリ)
驚くへきことにそんな唐突で失礼な依頼にもかかわらず、逓信博物館からとてもていねい便りと資料が送られてきた。私は、さっそく科学クラブの生徒たちとともにその資料を参考にしながら、「らしきもの」ものをつくった。その精度はどの程度のものであったか。今はもう記憶がない。
 それ以来、いつかは逓信博物館にこのときのお礼とホンモノをこの眼で確かめたいと思っていた。
いつか東京に出たときついでにと思っているあいだに30年の年月がたってしまった。(何度も機会があっただろうに)。
 今年の4月(2013/04/14)ついに、その「いつか」はやってきた。
 逓信博物館は名前が変わって逓信総合博物館となっていた。
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ついにそのホンモノを見た。復元された「エレキテル」も体験させてもらうことができた!!
今、「逓信総合博物館」で検索してみると、残念なことにこの8月31日をもって閉館されたようだ。
 そうしてみると私は、「エレキテル」のホンモノに出会えるラストチャンスに巡り会えたことになる。ラッキー!!
(新博物館「郵政博物館」に展示されるかは定かでない。)
▼平賀源内の「エレキテル」については、この30年間のあいだにもいくつかの情報に出会った。
少しかたちを変えて「復元」されているものを見せてもらったこともある。
 最近ではと言っても5年も前だが、
◆大人の科学vol.22「平賀源内のエレキテル」
も出た。
 さっそ手に入れた。しかし、それは開けずに5年が過ぎていた。
 先日の日曜日やっとそれをひっぱり出してきてつくりはじめた。元々不器用な私だ、うまく組み立てられるだろうか。みごと「バチッ」と静電気を起こすことができるだろうか。
ゆっくり やってみよう。
▼なぜ私は、ここまで「エレキテル」にこだわり、電気学習のはじめに「静電気」の授業にこだわるのか。
それは、理科教師になって間もない頃にある定時制高校の「電気」の授業をみたからである。

(つづく) 

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コメント

楠田先生、こんにちは。

 先生の、蛍光灯とネオン管と金属缶とラップを
 使った静電気の実験、最高です。

投稿: 鈴木勝浩 | 2013/12/11 07:03

鈴木 勝浩さん
どうも
コメントありがとうございます。
その実験は私もお気に入り実験のひとつです。
今回もひとり1個ネオン球でやってみるつもりです。

投稿: 楠田 純一 | 2013/12/11 15:54

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