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本日(2013/12/26)、第53回オンライン「寅の日」!! #traday

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「天災は忘れられたる頃来る」
この牧野富太郎筆によるという寺田寅彦記念館のレリーフを見たのは昨年の8月の終わりであった。

今年も残りわずかになった。
2013年、この一年どんな天災が起こっただろうとふりかえってみる。
台風26号による土砂災害が伊豆大島に起こったのはのはわずか2ヶ月少し前のことであるのだ。
自分の住む地に何度警報が出たのだろう?

そうこうふりかえってみることも
寅彦が晩年強く打ち続けた警鐘『天災は忘れた頃にやって来る』に応えるこ とになるかも知れない。
▼よく知られているように寺田寅彦自身が、この言葉を直接書いた文章は見当たらない。
寅彦没後、いちばん弟子である中谷宇吉郎が恩師寅彦が常々言っていたことをこの言葉にまとめたのである。

本日(2013/12/26)、第53回オンライン「寅の日」で読むのは『天災と国防』。これは寅彦の書いたものなかで、この警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」の意味をもっともよく語っているものだろう。
◆第53回オンライン「寅の日」
●『天災と国防』(青空文庫より)
▼では、書かれた文章のなかで、この警鐘にもっとも近いところはどこだろうか。

 それで、文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を充分に自覚して、そして平生からそれに対する防御策を講じなければならないはずであるのに、それがいっこうにできていないのはどういうわけであるか。そのおもなる原因は、畢竟(ひっきょう)そういう天災がきわめてまれにしか起こらないで、ちょうど人間が前車の顛覆(てんぷく)を忘れたころにそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。

 まずもって私たちがやらなければならない防災・減災対策は、起こった天災を記録・記憶し「忘れない努力」をすることである。
▼もうひとつ繰り返し繰り返し強調していることがある。
それが

 

それは、文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその劇烈の度を増すという事実である。

それは哀しいことだが、事実であるのだ。80年前のこの指摘を、もっともっと現実味をもって納得せざるを得ないのだ。この事実から目をそらしては未来は見えてこない!!

今一度、『天災は忘れた頃にやって来る』の警鐘に耳を傾ける年の暮れにしたいものである。

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