【「雲見」の連帯】をはじめよう!! #kumomiren
▼秋の夕暮れ、雲のない「雲見」を楽しんだ!!
一昨日とうってかわり昨日の夕暮れは雲がなかった。同じ西空なのにまったくちがった顔に見えた。うっすらとピンク色に染まっていた。そのまま南・東の空に目をうつしても同様だった。そしていつもの「雲見」定点観測地、北の空にも雲はなかった!!最後に天頂だ。やっぱりはっきりした雲はなかった。!!
すごい瞬間を見たような気がして誰かに伝えたかった。あの人の住む空はどうだろう聞いてみたくなった。
▼「雲見」をはじめて言い出したのはあの宮沢賢治だ。
こうだ!!
眺(なが)めても眺めても厭(あ)きないのです。そのわけは、雲のみねというものは、どこか蛙の頭の形に肖(に)ていますし、それから春の蛙の卵に似ています。それで日本人ならば、ちょうど花見とか月見とか言う処(ところ)を、蛙どもは雲見をやります。
「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」
「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思わせるね。」
「実に僕(ぼく)たちの理想だね。」
(宮澤賢治『蛙のゴム靴』(青空文庫)より)
そう「雲見」は「眺めても眺めても厭きないのです。」
「花見」「月見」よりもっともっと簡単に楽しめていつでもどこでも誰でも可能なんです。
こんな楽しみ逃したら生涯の大損です!!
もったいないです!!
▼【理科の部屋】の超人気企画に【星空の連帯】というのがありました。星空のプロ・渡部義弥さんのガイドでずいぶん楽しませてもらいました。
元々星のこと不案内な私などずいぶん勉強になりました。
なにより面白いと思ったのは同じ星空を全国各地多くの人と一緒に見ることです。
生徒たちと一緒に参加するのも楽しみを何倍にもふくらませてくれました。
それはまさに「地球まるごとプラネタリウム」化!!だったです。
▼その賢治の「雲見」と【星空の連帯】をドッキングさせたらどうなるだろう。
【「雲見」の連帯】( #kumomiren )だ!!
発信ツール・メディアはTwitter・Facebook等なんでもいい。
「雲見」したその画像をハシュタグ #kumomiren をつけて発信するのである。
そんな「すごい空」である必要などまったくない。
「あっきれいだ!!」
「あっ「ふしぎ!?」だ!!」
「面白い!!」
と思ったら、「おすそ分け」しあいませんか。
という提案だ。
こんなこと思いついたのは、ちょうど一週間前にお二人の空のプロフェショナル=
「星空の案内人」・渡部義弥さんと「空の探検家」・武田康男さんに出会ったからだろうと思う。
感謝だ!!
思いついたのが吉日!!
どんな展開になるのかわからないが、ともかくはじめてみよう!!
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