サイエンスコミュニケーター宣言(295) #20thrika
▼これぞ寒冷前線の通過だ!!
そう思いだながら、私はいつもの定点観測地に立って「雲見」をした。
「定点観測」と言えばすぐさまあのGhanaさんの報告にツナガッタ!!
▼あれから3日目だ。
【理科の部屋】20周年記念オフの反芻作業を続けていた。
「余韻」のなかに居るというにはリアルすぎる。まだ渦中に居るといった方がふさわしいだろう。
私のなかではオフは継続中だった。
3.11からちょうど三ヶ月経った2011/06/11にもGhanaから福島からの報告を聞いた。
この20周年記念オフでは、それ以後と「これから」を聞いてみたかった。
▼圧倒される思いでGhanaさんの話に聴き入った!!
昔からそうだった。Ghanaさんの話を聞くとなぜか元気が湧いてくるのである。
今回の報告はリクエストに応じるかたちで2つあった。
ひとつは3.11から今までの報告、そしてもうひとつは「これから」を射程に入れた話だ。
前回お話を聞いたときは、まだはっきりした「かたち」になっていなかった膨大なデータが、「かたち」あるものになっていた。
やっぱりそうだ!!この人は歩みをとめなかったのだ。
それがこれである。
いただいたリーフレットのなかに「teiten2000のあゆみ」が書かれていた。
そして、その「はじまり」はこうだった。
「1997年4月 100 校プロジェクト参加校・福島県葛尾村立葛尾中学校に定点観測装置設置」
そうあのインターネット版【理科の部屋】のメッカだ。
ワクワクしながら見たあの画像を思い出すのだった。
▼この「teiten2000学習キット」のさわりだけを紹介してもらった。
面白い!!
これは絶対に使える!!
学習指導要領に準拠したかたち、校種・学年ごとにマッピングされた教材群だ。
なんと言っても制作したのは現場をよく知るGhanaさんたちだ。
話を聞かせてもらいながら「これから」が見えてくるのだった。
うれしくなった!!
(つづく)
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