新・「自由研究」のすすめ試論(59)
▼コガネグモ「狩り」目撃の感動がまださめていなかった。
昨日の朝もその現場に出かけて行った。「狩り」で乱れたネットをみごとに修復していた。一昨日の夕方はまだそうではなかったから、一夜をかけてリフォームしたのだろう。
八の字に描いた白い帯が印象的だ。これはなんだろう?どんな意味をもつのだろう。
別のクモではちがう模様もある。ちがった意味があるのだろうか。
「ふしぎ!?」がまた膨らんでいく。
夕方に訪れたときには、その周辺にいる別のクモたちも観察してみた。
なんと多種多様のクモたちがいるのだろう。ネットの張り方もいろいろだ!!
こんなにいっぱいいるのにどうして今まで気づかなかったのだろう。
それが不思議だった。
▼夕方の散策のときは少し足をのばして、近くを流れる川までいってみた。
足をのばしたと行っても、そんな遠いところではない直線にすれば100メートルと離れていない。
いつも川沿いを歩いている川だ。
その川でもまたしてもすごいものを目撃してしまった。
西日が射す川面にピカピカ光るものがあるのだ。それもあちらでもこちらでも…。
最初はなにかわからなかった。しばらくじっと見ていてわかった。
魚が川面から飛びだしているのだ!!
TVの画像などでは見たことあるかも知れない。しかし、生でそれを見るのははじめてであった。
まして家のすぐ側の川でこんなのを見るとは…。
「何をしているのだろう?」
いつもしていることだろうか?魚の名前は?
私は何も知らなかった。
うまくとらえてくれることを願いながら何枚も何枚も写真を撮ってみた。
▼TwitterやFacebook等にツナガッテイルと
「今、何をしているの?」
「今どんな気持ち?」と問いかけてくる。
そこからはじまるSNSの世界がある。それは確かに面白い世界だ。
ヒューマンネットワークのはじまりだ!!
私は今思う。
その問いをそのまま身のまわりの「自然」に向けてみたら、面白いのではないかと。
今まで知らなかった「世界」を発見することできのではないだろうか。
それが「自然」を豊かにとらえるということかも知れない。
▼そのとき、
●徹底して私の「ふしぎ!?」にこだわりたい。
自分が「ふしぎ!?」に思ったことの謎解きに徹底してこだわりたい。
借り物の「知識」で簡単に納得してしまわずに…。
●自然に謙虚に問いかけてみよう。
「今、何をしているの?」
「なんのためにそんなことしているの?」
ずっと、ずっと観察していればきっと「自然」は応えてくれるだろう。
それを信じて今日も歩いてみようと思う。
身近な「自然」には生涯かけても出会いきれないほどの「ふしぎ!?」がいっぱいころがっているのだから…。
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