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【授業】人類はどのように金属をとりだしてきたか?

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▼今日から6月だ。梅雨がひと休みしていた。
それぞれの季節にはそれぞれをイメージする色がある。
私のイメージするこの季節の色は白だ。ドクダミの白十字、ヤマボウシの白…。
そんななかでこの石榴の花の朱色はなんとも新鮮で感動ものだ。
まだ蕾か。今からしばらくこれも楽しませてもらおう。
▼授業を綴ることをつづける。
酸素の奪い合いである酸化と還元が同時おこることを化学反応式で確かめた。
原子が見えだしたら、きわめてアタリマエ!!として理解できる。
だからと言って「わかった!!」という感動体験に即ツナガルわけではない。
▼教科書に『金属をとり出す歴史は還元の歴史』という科学読み物がある。
そこにずっと私が伝えたいと願ってきたことが書いてあった。
人間と金属のつきあいの歴史こそ、人間と物質のつきあいの歴史の中心をなすものであり、科学技術史の主文脈であると思ってきた。
▼とりわけ「鉄づくり」に興味をいだき続けてきた。
「粉鉄(こがね)七里に炭三里」の「たたら製鉄」は特にだ。
急遽、天児屋たたら公園(たたらの里学習館)を訪ねたのもそれと関連する。
だからと言って、うまく伝えることができたわけではない。
そんな簡単なものではなかった。

これについては私自身の夏休みの自由研究のテーマのひとつとしておきたい。
もう少し動いてみようと思う。


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