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本日(2013/06/29)、第38回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼昨日朝から再びとまっていた大賀ハスの「時間」がうごきはじめた。いや正しくは「時間」が超スローにうごいていたのかも知れない。
 先に動き出したのは第3の方だった。第2の方は5日目になっても姿を変えていなかった。(7:24)
ところが午後になると最後の1枚を残し花びら散っていた。(14:09)
不思議と雄しべはほとんどそのままであった。
残った1枚もやがて散った。そこで散った花びらあつめてならべてみた。
「あこがれの4日間」の寿命が今回は「5日間」になったわけである。
大賀ハスになにが起こったのだろう?
▼そんな「生命と時間」の不思議は6月オンライン「寅の日」のテーマでもあった。
6月最後の第38回では、「身長と寿命」をとりあげる。
◆第38回オンライン「寅の日」
「三 身長と寿命」(「空想日録」より 青空文庫より)
今回で2度目になるが、前回とはまたちがった視点で読んでみたい。
▼例によって示唆的な文章がならぶ。書かれたのは今からちょうど80年前、1933年である。

こう考えて来るとわれわれの「寿命」すなわち「生きる期間」の長短を測る単位はわれわれの身体の固有振動週期だということになる。

朝生まれて晩に死ぬる小さな羽虫があって、それの最も自然な羽ばたきが一秒に千回であるとする。するとこの虫にとってはわれわれの一日は彼らの千日に当たるのかもしれない。
 象が何百年生きても彼らの「秒」が長いのであったら、必ずしも長寿とは言われないかもしれない。 「秒」の長さは必ずしも身長だけでは計られないであろう。うさぎと亀(かめ)とでは身長は亀のほうが小さくても「秒」の長さは亀のほうが長いであろう。すると、どちらが長寿だか、これもわからない。

あの名著『ゾウの時間ネズミの時間』(本川達雄著 中央公論社 1992)を思い出させる文章だ。
▼私は、ついつい今観察中の大賀ハスの花の「寿命」に結びつけて読んでしまうのである。
「寿命」=「生きる期間」
「時間」を測る単位=我々の場合「秒」
生きものすべてがそれぞれがもつ固有の「秒」
「秒」を決定しているのは何?
「ふしぎ!?」はまだまだ深まる一方だ!!
6月がすぎても考え続けたいと思う。
寅彦の最後の一文とともに

しかし人間の寿命がモーターの回転数で計られるようになることが幸か不幸かはそれはまた別問題であろう。

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