« サイエンスコミュニケーター宣言(263) | トップページ | 【授業】今日(2013/05/30)は、あれから29年目の日なんだ!! »

【授業】酸化銅から酸素を奪うには!?

Dsc_1025

▼どうやら近畿地方も梅雨入りしたようだ。広がる大賀ハスの葉のうえにも雨が降っていた。葉の上で転がる水滴は集合、離散を繰り返し刻々と様子を変えていた。
 大きな水滴になって葉から落ちて観察池に落ちていくのもある。その運動のようすを見ているだけでも飽きなかった。
そして思った。
「もし水の分子が見えたら…」
と。
▼そんなこと考えたのはきっと「原子が見えたら…」の授業を続けているからだろう。
次なる課題は「酸化銅から酸素を奪うには…?」だった。
「山に行っても、あの10円玉の銅は落ちていない。銅を手に入れるためには酸素とくっついた酸化銅から酸素を奪って銅だけにしなければならないだ。どうする…!?」
ここも化学反応式で考えてみることにした。
「加熱する」
「もっともやす」
「電気分解や」
「冷やす」「冷凍や」
▼「原子も恋をする」話からせまることにする。
「銅と酸素は今ラブラブだ。これを…」
これに対する反応ははやい。
「鉄」(スチールウールの燃焼を見ている)
「水素」
「マグネシウム!!」
「スミ(炭素)や」(丸底フラスコいっぱいの酸素中で炭素が燃えるのを見ている)
やや誘導発問ぎみ。
 炭素が出てくればあとは簡単!「二酸化炭素」はすぐだった。
▼「原子が見えたら…」でやや強引にシナリオかいて進めているが、ほんとのところどこまで「原子」は見えてきているのだろう。
 どんなイメージが生徒たちの頭の中にあるのだろう。
後から考えてみるに、生徒たちが即答した方法もそれなりの学習の成果とも言える。
私の頭が「原子」ばっかり主義にかたまってしまっていて、生徒ほどに豊かなイメージが描けなくなってしまっているのだろうか。

生徒たちには「原子」はどう見えてきているのだろう?
私にはほんとうに「原子」が見えているのだろうか?
そう問いかえしながら
もう少し続けてみよう。

|

« サイエンスコミュニケーター宣言(263) | トップページ | 【授業】今日(2013/05/30)は、あれから29年目の日なんだ!! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【授業】酸化銅から酸素を奪うには!?:

« サイエンスコミュニケーター宣言(263) | トップページ | 【授業】今日(2013/05/30)は、あれから29年目の日なんだ!! »