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【授業】消えても無くならないんだ!?

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▼やっぱりこの花がいちばん私の「お気に入り」だ!
好きな花もいくつかある。気になる花もある。追いかけているヒガンバナや大賀ハスの花もある。
でもやっぱりいちばんの「お気に入り」は、このヤマボウシの花だ。
 この「お気に入り」に会いたくて、修理が終わったNikonD5100をもってドライブした。
いちばん注目している場所は少し早すぎたが、それもまたよかった!!
緑から白へのグラデーションは最高!!
▼授業にこだわり続けている。けっしてうまい授業ではない、いつまで繰り返しても拙い授業だ。
でもやっぱり授業がいちばん面白い。
 サイエンスコミュニケーターとしては、どうしても伝えたい「科学」がある。
伝えようとして逆に教えられることもある。「発見」もある。
だから面白い!!
 今、いちばん伝えたい「科学」は「原子論的物質観」!!
▼丸底フラスコにスミかけら(C炭素原子のかたまり)を入れる。酸素(O2)をいっぱい入れる。
ゴム風船つきゴム栓でフタをする。
下からバーナーで加熱する。
スミに火がついたところで丸底フラスコをクルクル回す。
わーきれいだ!!
赤い火が宇宙遊泳のように回転する。
火が消えて、丸底フラスコのなかをみるとスミは消えている。
どこに行ったんだ?
あの炭素原子のかたまりは…。?(゚_。)?(。_゚)?
まさか風船のなか?

「えっ、二酸化炭素!?」
「だったら、重くなった!!」
「でも、フタしていたからなんにも入ってこなかったし、出て行かなかったのでは…」
「石灰水で確かめたら…」
やっぱり…。
▼そうだ!!
炭素原子は消えて見えなくなったけど無くなったのではないのだ!!
このアタリマエ!!
でもやっぱり「ふしぎ!?」

少しずつ少しずつ「原子」は見えてきているだろうか。
何度も何度もつづけてみよう。

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