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本日(2013/05/24)、第35回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼昨日の朝、ずっと気になっていた校庭の「ユキノシタ」の写真を撮った。ほんとうにきれいな花である。きれいなだけでない。つくりも「ふしぎ!?」だ。
 このつくりにもなんらかの意味があるのだろう。通りがかった生徒が言った。
「きれいなチョウチョみたい!!」
と。
▼サイエンスコミュニケーターの「仕事」として私は、けっこうこのオンライン「寅の日」というのを重要視している。
今日(2013/05/24)は、その第35回目の日である。
 読むのは、「科学」はツナガッテイルという話だ。
◆第35回オンライン「寅の日」
●「物質群として見た動物群」(青空文庫より)
▼まず念頭においておきたいのは、この文章の書かれた時代である。
昭和8年(1933年)、今からちょうど80前である。
繰り返されるコトバ
・「生物の事が物理学でわかるはずがない」
・「人間のことに物理的方法に適用しない」
・「生物の事は物理ではわからぬ」

「ほんとうにそうだろうか?」と異議を唱えこれに反駁しようとするのがこの文章の文脈である。
もちろん、例によって次のような条件をつけながらであるが。

もちろんそういう簡単な無機的な現象の実験から、一足飛びに有機的現象の機構を説明しようというのならば、それは問題外であるが、

▼80年経った今、寅彦のあげている具体例に違和感があるだろうか。
今やアタリマエのこととして考えられているのではないだろうか。
しかし、寅彦の指摘したことは完全に私たちの頭から払拭されているだろうか。
どこかで根強く残っており、またちがった「かたち」をとって現れたりしてきているのではないだろうか。
今一度、最後の文章の意図を読み取ってみたいものである。

科学の進歩を妨げるものは素人(しろうと)の無理解ではなくて、いつでも科学者自身の科学そのものの使命と本質とに対する認識の不足である。深くかんがみなければならない次第である。

これは、これからの「私の科学」に大いなるヒントになるでは…。

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