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本日(2013/05/12)、第34回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼昨日朝方はまだわずかながら雨が降っていた。大賀ハス定例観察日であった。蓮根の植え替えから6週めでささあった。開いた葉の上にあの水玉がころがっていた。これがころがりはじめるといかにもハスの葉らしい姿だ。水玉が集合離散する様子は「ふしぎ!?」で面白い。面白いことにもうひとつ気づいていた。
それは、雨が降ると観察池の底に沈むくせに天気が回復してくるといっきょに水面に浮かび上がってモヤモヤしたものの存在だ。アオミドロのような藻類だろうか?それにしてもこの浮き沈みどのようにして判断しているのだろう「ふしぎ!?」だ。
▼今日は、そんな「ふしぎ!?」を語り合う日だ。
第34回オンライン「寅の日」の日である。
◆第34回オンライン「寅の日」
●『自然界の縞模様』(青空文庫より)
今回も「青空文庫」にお世話になる。先日来の年表づくりをしていたら、「1997年 7月「青空文庫」開始」というのが出てきた。もう始まって16年もたつのだ!!16年間のあいだには多くの人が利用させてもらってきだろうが、私などもずいぶんお世話になってきた口である。あらためて深謝!!
▼今回の「自然界の縞模様」も前回に引き続き「複雑系科学」(これがなにものかよくわかっているわけではないが…)に関連する内容である。
まずはじめに

 ここでかりに「縞模様(しまもよう)」と名づけたのは、空間的にある週期性をもって排列された肉眼に可視的な物質的形象を引っくるめた意味での periodic pattern の義である。

と語り、さらには
現象の多くのものは、現在の物理的科学の領域では、その中でのきわめて辺鄙(へんぴ)な片田舎(かたいなか)の一隅(いちぐう)に押しやられて、ほとんど顧みる人もないような種類のものであるが、それだけにまた、将来どうして重要な研究題目とならないとも限らないという可能性を伏蔵しているものである。今までに顧みられなかったわけは、単に、今までの古典的精密科学の方法を適用するのに都合がよくないため、平たく言えばちょっと歯が立たないために、やっかいなものとして敬遠され片すみに捨てられてあったもののように見受けられる。

とつづける。控えめに見せ、実は大胆にこの「ふしぎ!?」解かなくて「なんの科学ぞ!」と挑発的でもある。
▼今回も例の「金平糖の角」「墨流し」などからはじめて次から次へと「ふしぎ!?」をならべていく。
圧倒されながらもとりあえず一通り読んだ。
なんか頭がモヤモヤになってしまった。
 今回はネットの助けを借りることにした。幸いなことにネット上で講演聞かせてもらえるのだ。ありがたいかぎりだ。
聞かせてもらった講演は2つだ。
●「キリンの模様がつなぐ物理学と生物学」(35分55秒) 近藤 滋(大阪大学教授)
●「フラクタルの目で自然を見る」(39分38秒) 松下 貢(中央大学教授)

実に面白かった。深謝!!
「割れ目」「フラクタル」など少しだけわかりだしたような気持ちになった。
今回の文章が書かれたのは、1933年(昭和8)である。ちょうど今から80年前である。

しかし、もしもこれらの問題をかみこなすに適当な「歯」すなわち「方法」が見いだされた暁には、形勢は一変してこれらの「骨董的(こっとうてき)」な諸現象が新生命を吹き込まれて学界の中心問題として檜舞台(ひのきぶたい)に押し出されないとも限らない。

と書いてからほぼ40年後、1970年代になって「檜舞台」に押し出されはじめたという。
それからまた40年が過ぎた。
 21世紀の今、寅彦の「ふしぎ!?」はどこまで解明されたのだろう。
より深まった「ふしぎ!?」はなんだろう?

今日も私の「ふしぎ!?」を楽しんでみよう。

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