【授業】はじめに<予想>ありき!!
▼今朝起きて外に出て見ると西の空に大きな月が沈みかけていた。昨晩は雨は止んだが雲が残っており撮り損ねていた月を撮ってみた。撮りながらちょっと「ふしぎ!?」に思ったのは、沈む月の位置だ。一定ではないんだ、これもやっぱり変わっているのだ。正直に言おう、恥ずかしながら頭になかに「三球儀(地球・月・太陽)」をイメージしながら月を見るようになったのは、ごくごく最近なんだ。全月齢を撮ってやろうと、月にカメラを向け出してからなんである。
そこで思うんだ。
意図した自然へのはたらきかけがあってこそほんとうの自然の姿が見えてくるものなのかも知れない。
と。
▼今年度はじめての「実験」が迫っていた。
「実験」の対象物質は、炭酸水素ナトリウム。定番中の定番だ。
定番にいたるまでの歴史も知りたいが、ここでは置いておく。
はじめに化学式「NaHCO3」を書いた。
加熱することで何ができるか。周期表・化学式を使って<予想>をしてみた。案外簡単に出てきた。
H2、O2、CO2、H2O …。
▼<予想>を持って自然にはたらきかけるからこそ面白いのだ。
<予想>があるからこそ、「実験」の方法も考えられるのだ。ただただレシピどおりにやるのだけが「実験」ではないのだ。
▼<予想>を持って実験するのと、それなしで実験するのでは、おのずと実験後の<結果><考察>のまとめかたがちがってくる。アタリマエのこと!!
<謎解き訓練>の第一歩は<予想>から始まるのだ!!
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コメント
先日書いた話、娘本人はキノコに関してはまだまだこれから…と言っています。
知れば知るほど謎が…なのでしょうね。
重曹をみると酸はなにがいいかしら…なんて考えてます。
投稿: いっちゃん | 2013/04/25 06:30
いっちゃん
コメントありがとうございます。
さすがですね。「知れば知るほど謎が…」それでこそホンモノですよね。どのようにその謎解きをやっていかれるのか楽しみですね。
いっちゃんもさすがですね。重曹をみて「酸はなにが…」なんて発想するなんて。
酸も不思議な物質ですよね。分子性化合物でありながら水に溶けるとイオンが…。
今は、主に中学校3年生で勉強します。
投稿: 楠田 純一 | 2013/04/25 19:12