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本日(2013/04/30)、第33回オンライン「寅の日」!! #traday

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▼「昭和の日」の昨日、定点観測地Aのヒガンバナを観察した。春を謳歌する植物たちに包囲されながら枯れていっていた。同じく定点観測をしている人の画像を見せてもらって小さな「ふしぎ!?」が生まれた。枯れていくときの順番である。葉ごとにひとつ枯れてはその次のひとつと枯れていくのか、それともどの葉もが同時進行で枯れていくのかという疑問である。昨日の観察したかぎりではどちらとも判断できない。
 そもそもそこにその規則性があるのかすら不明である。「ふしぎ!?」は保留された。
▼本日はそんな小さな「ふしぎ!?」を問う日、オンライン「寅の日」である。

◆第33回オンライン「寅の日」
● 『物理学圏外の物理現象』(青空文庫より)

前回に引き続き、寅彦が提唱する「新しい科学」に関連する文章である。
▼正直に言うと、前回に引き続きポンコツ頭には難解すぎるところがある。
理解の暗礁にのりあげてしまうと思ってしまうのである。
「なんで、こんなことやっているんだろう?」と。
少し頭を冷やして読みなおしてみると、理解できたかは別にして面白いのである。
面白い!!から読むのである。「自分の文脈にひきつけながら読んでいこう」と思いなおすのだった。

物理学は元来自然界における物理的現象を取り扱う学問であるが、そうかと言って、あらゆる物理的現象がいつでも物理学者の研究の対象となるとは限らない。本来の意味では立派に物理的現象と見るべき現象でも、時代によって全く物理学の圏外に置かれたかのように見えることがありうるのである。

とはじめ
現在世界じゅうの学者が争って研究しているような問題が、やがて行き詰まりになるであろうということは当然の事でもあり、また過去の歴史がことごとくこれを証明しているように思われる。そういう場合に、突然にどこからか現われて来て新生面を打開するような対象が、往々それまではほとんど物理学の圏外か、少なくも辺鄙(へんぴ)な片すみにあって存在を忘れられていたような場合であることもあえて珍しくはないのである。

と繋いでいるのである。
 この文脈が私には小さな「ふしぎ!?」の味方についてくれたと読みとれるのだ。
▼これまでの科学史なかに多くの具体例をあげてくれている。
また自家製の具体例「ガラスの割れ目」「リヒテンブルグの放電後」「金平糖の角の数」「障子紙のしみ」「砥石のこすり合わせたときの樹枝状の縞」等々をあげている。
そしてもっとうれしいことにこう言ってくれている。
 物理学圏外の物理現象に関する実験的研究には、多くの場合に必ずしも高価な器械や豊富な設備を要しない。従って中等学校の物理室でも、また素人(しろうと)の家庭でもできうるものがたくさんにあると思われる。

これは、小さな「ふしぎ!?」の可能性を示唆してくれているのである。
ただし、きっちりと「但し書き」をつけている。
しかしいかなる場合にでも、その研究者が物理学現在の全系統について、正しい要約的な理解を持っていることだけは必須(ひっす)な条件である。

 これは親身になって考えてくれているからこその言葉である。

寅彦を読むことは、けっきょくは「私の科学」の現在地を問い直すことだろうと思う。
今日も私の小さな「ふしぎ!?」をいっぱいみつけてみよう。そしてそれらをツナゲテみよう。

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