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若狭に「丹生」を追う。(2)

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▼いつか使ってみたかった「青春18きっぷ」の旅である。
乗り換えること4回で若狭小浜に着いた。
 列車のなかではふたつの文を読み返して予習をしてみた。
ひとつは作家・寮美千子さんの論文である
◆寮 美千子『東大寺修二会「お水取り」の起源に関する仮説』
実に面白い!! 私の興味と重なるところも多い。
 もうひとつはあの大著『丹生の研究』(松田壽男著 早稲田大学出版部)の「若狭の丹生」「遠敷について」の部分である。
 常識の範囲である知識にもきわめて乏しい私にはなかなかの難文であるが、「丹生」への興味だけで読み進めてみた。
▼そうこうしている間に小浜に着いていた。思っていたよりもずいぶん早かった。
今回の旅におおきな問題があった。
 いつもものを追う旅は無手勝流、出たとこ勝負でなんとかなるだろうと思っていた。
 またその方が面白いとも思っていた。
 そんな調子だったから近々まで宿をきめていなかった。ちょうど「お水送り」が土曜日ということもあり、宿はどこもいっぱいだった。
でもそれが幸いして、たいへん面白いツアーに参加させてもらうことができた。
このツアーがみごとに私の興味と重なっていたのである。
◆若狭「お水送り」参加と不老不死伝説巡り!
▼ツアーに参加させてもらうかたちで、まず最初に「お水送り」の舞台の下見に「鵜の瀬」にいった。
そして、本日の第一の舞台「神宮寺」へ行った。
自分の松明も購入して待った。「達陀」がはじまった。あの一年前の東大寺修仁会を思い出した。
こちらの迫力もすごいものだ。
やがて大松明に火がつく、こちらは間近でダイナミックである。
この各自が松明を持っての行列も圧巻であり、なんとも美しかった。
列の誰かが言っていた。「こちらの火祭りは自分も参加できるからいいよな!!」
なるほどと頷きたくなった。こちらの「お水送り」は参加型だった。
▼いよいよメインイベントだった。
「鵜の瀬」から水を送る瞬間だ。
地下の水路を通って10日後にあの「若狭井」に届く!!
これは単なる後の人のこじつけの「物語」か?なににこじつけたというのだろう?
この「物語」に隠された科学とは?

<つづく>

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