【私の重大ニュース 2012】(2)
▼それは12月24日の朝方のことだった。いつものようにおきまりのコースを散歩していた。いつものアオサギがいた。だいたい貴奴もコースを決めているようだ同じようなところで休み同じようなコースで飛翔する。
これまでも何度かその姿にカメラを向けてきた。しかし、それはいずれも飛ばずにとまっているときだ。
このときはダメもとでカメラを向けてみた。それがけっこう上出来だった。アオサギの飛翔する「瞬間」をとらえたのだ。
力強く生きている!!
▼そんな「瞬間」が積分されて一年になる。
2012年どんな「瞬間」があったのだろう。【私の重大ニュース】を続ける。
【その3】 「俳句」という科学の方法に着手した!!
これも多分に「寅の日」の影響がある。
これまでにも一週間に一度のWeb更新のたびに表紙画像に「俳句もどき」を貼りつけていた。
しかし、「俳句」という科学という方法を意識し、勉強をはじめたのは今年からである。
俳句はきわめてこの「瞬間」をとらえるのにすぐれてた方法だ。
その瞬間の「におい」や「光」や「風」をも増幅して記録してくれる。まだまだ着手したばかりで「もどき」の域を脱していないが生涯つきあっていく「科学の方法」となるだろう。
▼「瞬間」ということでは、今年いちばん感動した「瞬間」かも知れない。それが次だ。
【その4】 クマムシが「乾眠」からさめる瞬間を見た!!
もうクマムシはかなり安定して、ギンゴケからみつけることができるようになっていた。
今年の課題は動画として記録することであった。
それにも夏の初めに成功していた。
それに終わらなかった。どうしても「誰でもいつでも、どこでも」観察できる方法をみつけたかった。
それをみつけたのだ!!
それはクマムシの特性であり最強の武器である「乾眠」を利用する方法である。意図的に「乾眠」させておいて、水を加えることによって目覚めさせ観察するのである。これぞ究極のクマムシ観察法だ!!
「乾眠」からさめる瞬間を画像で記録するだけでなく動画で記録するのにも成功した。
クマムシは「誰でも、いつでも、どこでも」みつけることができる!!」を確信した一年だった。
これからは、この方法の普及と「乾眠」のことさらにくわしく知っていきたい。
▼どうもこのペースでやったら、【その10】にいくまでに年を越してしまいそうだ。
明日から少しスピードアップをしよう。
こんなときこそ ゆっくり急ごう!!
そうだ!!昨夜の月と木星大接近の「瞬間」も記録しておこう。
<つづく>
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