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2012【私の読んだ本 ベスト10】

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▼2012年も今日、29日を含めてもあと3日だけとなってしまった。家の中をゴソゴソとかたづけはじめるときりのないほど時間がかかる。ふだん「整理学」云々などと言っている自分が恥ずかしい。
 本棚も少し「整理」しておこうかと思った。
 そこで、最近は年末の恒例にしている【私の読んだ本 ベスト10】をやってみることにした。
今年は、ここで【お薦め本】としてあげたものを中心としてリストアップしてみる。
まずは、机の上にならべてみた。
▼ベスト10をランキングするわけだが、分野なども全然ちがうので「とりあえず」というところもある。

【ベスト 1】 『科学の限界』(池内了著 ちくま新書)
 今なぜ「等身大の科学」なのか?「等身大」の科学とは?に答えてくれる本。
 やっぱりこれをいちばんにあげておく。

【ベスト 2】 『科学と人間の不協和音』(池内 了著 角川書店)
 「文化」としての科学を主旋律とする本。『科学の限界』とセットで読むと著者の文脈が見えてくる。

【ベスト 3】 『寺田 寅彦』(小山 慶太著 中公新書)
 今年の私にとっては意味ある一冊だ。オンライン「寅の日」を示唆してくれた。

【ベスト 4】 『理科の授業づくり』(広木正紀 ・内山裕之 編著 東京書籍)
 久しぶりに少しだけ私も書かせてもらった。編集がすばらしい!!

【ベスト 5】 『小学館の図鑑NEO「岩石・鉱物・化石」』(萩谷宏 他編著)
 著者自らに紹介してもらった本。これはこの種の本の定番になること間違いない。使える本だ!!

▼ここまで見てくるとわかってくる、これは単なる{本のベスト10}という「本」だけの話でないということが。
私は、私の文脈で本を読んでいるのである。だから、これは結局は2012年の「私の文脈」をリストアップしているということになるのだろう。
 つづける。

【ベスト 6】 『科学ジャーナリズムの先駆者 評伝 石原純』(西尾成子著 岩波書店)
 これからの「科学」を考えるうえで寅彦とともに気になる人がいる。それが石原純だ。
石原純のことが豊富な資料でわかりはじめる本だ。

【ベスト 7】 『パパは金属博士!』(吉村 泰治著 技報堂出版)
 この本を読んでいると、いかに毎日「金属」とつきあっているかがわかる。わかりやすく面白く読んだ!!

【ベスト 8】 『情報の呼吸法』(津田大介著 朝日出版社)
 私のTwitter的(「リンク」「シェア」「フラット」「等身大」「リアルタイム」)に「アクティブ」を追加することを示唆してくれた本。

【ベスト 9】 】 『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』(岡本 真著 講談社現代新書)
 Web発信のイロハを教えてくれる本。書かれたことのいくつかをさっそく自分でも実践してみている。はたして効果は…。

【ベスト 10】 作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)
 これは番外編である。しかし、読んだ回数で言えばこれがいちばんよく読んだわけだからここにあげておく。
2013年もやっぱりいちばんよく読むことになるだろう。

▼【私の重大ニュース】につづいてのこの作業もけっこう時間を要することになってしまった。
でも、これもやっぱり面白い作業になった。
2013年はどんな本に出会うだろう。今年はふくめなかったが、「再会」というのもあるかも知れない。
楽しみである。

 昨夜は雨で「満月」に出会えなかった。ところが今朝起きたら、雲も晴れて西の空に「まんまるお月さん」がいたのだ。
カメラを向けてみた。
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