ファラデーラボで「熱のかがく」を学んだ!!
▼昨日は土曜日なので大賀ハスの定例観察日だった。蓮根の植え替えから30週目であった。実は今年の大賀ハスの観察は3種類あった。本来の観察池、残りものからの水栽培、そして昨年度採取した種子からのもの、三番目の観察は今年の5/16(水)に発芽処理をし、その後三つとも順調に育ち今枯れようとしている。地下にどれほどの大きさの蓮根をつくっただろう。来年の春が楽しみである。
いっぽう今から「葉の季節」が本格化するヒガンバナの葉もも元気よく伸びて来ている。結局花茎を伸ばすことなかった鱗茎からもぐんぐん葉が伸びてきている。それはまるで大賀ハスの葉と入れ替わるようにである。
連続してきた月の姿が曇り空のために撮れなかったのが少し残念。
▼久しぶりにファラデーラボに学びに行った。
第33回かがくカフェ 「熱のかがく」 講師 石原武司さん(かがく教育研究所)
があったのだ。
いっぱい実験が準備されいていてとても面白かった。
「熱のかがく」の主な流れはこうだった。
1 物質の三態と熱運動
・ポリ袋に入れたメタノールに熱湯をかけると→実験→イメージ図
・物質の三態と分子の熱運動
・ブラウン運動
2 温度と熱
・温度とは
・熱とは
・熱の正体
3 仕事と熱
・熱→仕事 仕事→熱 実験3題 圧縮発火器
・最もシンプルな熱機関
・形状記憶合金エンジン
・ラブメーター(熱機関)
等々。
はじめて出会う実験もありとても勉強になった
2部として「液体窒素実験」アラカルトを森本雄一さんがやってくださった。こちらもやったことのない楽しみ方を教えてもらった。やっぱりものをさわりながら、実験しながら「ああでもないこうでもない」とやる勉強は面白いのだ!
▼私は今回学んだことが大きく2つある。
ひとつは私のポンコツ頭は硬直化しつつあるということだ。
石原さんが今回展開してくださった「熱のかがく」のシナリオは、私がこれまで授業してきたシナリオではなかった。
ちがうからこそ、学び甲斐のあることなのに、私にはどこか自分がやってきたシナリオにこだわるところがあった。
自分で意見を言いながら、そのことを自覚できた。
フレキシブルな思考ができなくなってきているのである。
これこそが「私の科学」からいちばん遠ざかる道なのに…。
▼もうひとつは「科学技術史」だ。これが面白い!!
切り口を変えて見ると「科学技術史」がうんと面白く見えてくる。
きっとそこから「これからの科学」も見えてくるだろうという気がしてきた。
石原さん、森本さんをはじめ参加されたみなさんありがとうございました。
ファラデーラボはやっぱり面白い!!
また よろしくお願いします。
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