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『生命と地球の歴史』を読みながら…

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▼定点観測地のヒガンバナが「葉の季節」に入っていくのをじっくり観察していると、面白いやつがいた。
今、やっと花茎をのばし開花に向かおうとする「遅れん坊」だ。
いつもゆっくりでのろまな私はついつい「遅れん坊」をみつけると愛着を抱いてしまうのである。
それにしても葉がずいぶんと伸びて来たものだ。
▼葉をのばして、他の植物が枯れているあいだに光を独り占めして光合成をいっぱいやって地下に栄養を貯め込むなんていくら考えてもみごとな戦略である。
 ヒガンバナもすごいが、もっと溯ってこの光のエネルギーを使って栄養生産をする「光合成」というのは凄いことではないのか。
 この偉大なる営みを生命体が開始したのはいつなんだろう。
 今、訳あって『生命と地球の歴史』(丸山茂徳・磯崎行雄著 岩波新書 1998.1.20 )を読みかえしている。
とは言っても前に読んだのはずいぶん以前でほとんど記憶に残っていない。ほとんどはじめて読むのと同じようなものだ。はじめの「地球史」の話は私には壮大すぎてポンコツ頭に難解すぎる。
ところが「生命の歴史」に入ったとたんそれは面白くなってきた。
 そこに書いてあった。
 その偉大なる営み(システム)「光合成」のことが。
●27億年前 酸素発生型光合成の開始(P88~)
あの例の「ストロマトライト」の話だ。ここからはじまったのだ!生命体の偉大なる営みは…
▼さらに翻って考えてみる。
「生命」「生命体」って何なのだろう?この本に定義付けがあった。
1.ある種の境あるいはしきりをもって、周囲の外世界から独立した空間を保持する
2.外界から物質やエネルギーを取りこんだり放出したりする代謝をおこなう
3.自己複製おこなう(繁殖する)
(同書 P60より)
なるほどである。
▼ヒガンバナもそれを観察する私も「生命体」である。
このアタリマエにあらためて感動するのである。

星屑から生まれた地球上の「生命体」の歴史と地球そのものの歴史が連動してドラマが展開していく。
もう少し続けて読む気になってきた。そしてヒガンバナの観察も
今日もその続きを…。

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